AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
Fender / Engager Boost
今年のWinter NAMMで発表され、話題となったフェンダーのエフェクト・ペダル(※参考記事:製品レビュー)。6月末にアメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルにて開催されたSummer NAMM 2018にて、新たに3機種が発表された。いずれも南カリフォルニアにて設計された完全オリジナルのサーキットを内蔵し、スタジオ・ミュージシャンやアーティストといったプロのプレイヤー、そして業界の専門家たちの協力を得て製作されている。
「Engager Boost」は、厚みのあるトーンを実現する最⼤20dBのクリーン・ブースト・ペダル。トレブル/ミドル/ベースの3バンドEQを装備し、ミドルにはフリーケンシー・スイッチを搭載しているため、より正確に好みのトーンを得ることができる。また、FETインプット・バッファー内蔵により、真空管アンプのプリアンプへの信号をブーストするのにも適している。トゥルーバイパス/バッファードの2モードから選択できるのも嬉しい。
「The Pelt Fuzz」は、ビンテージとモダンのいずれにも対応するシリコン・ファズ。ファズ/トーン/レベルといった標準的なコントロールに加え、サウンドの輪郭を作るブルーム(ソフト~ハード)というコントロールを装備している点も特徴となっている。さらに、中音域のブースト/カットを切り替えるミッド・スイッチと、サウンドに厚みを加えるシック・スイッチも装備。伝統的なファズはもちろん、幅広い使い方が可能だ。
「Full Moon Distortion」は、モダンでアグレッシブな音色を生み出すフェンダー初のハイゲイン・ペダル。コントロールは、ゲインとレベルに加え、トレブル/ミドル/ベースの3バンドEQにハイ・トレブル、そしてフットスイッチでもオン/オフ可能なブーストも装備。さらに、対称/⾮対称クリッピング・モードを切り替えられるテクスチャー・スイッチと、アッパー・ミッド・レンジとハーモニクスをシフトしてアタック感を明確にするバイト・スイッチも装備。カッティングやブリッジ・ミュートなどの奏法に応じた、より効果的な音作りを実現している。
いずれも、すでに発売中の6機種と同じく、洗練されたルックスが魅力で軽量かつ耐久性にも優れたアルミ筐体や、LEDバックライト付きのコントロール・ノブ、暗転時や野外ステージでの視認性も高いフェンダー・アンプと同様のジュエル・ランプ、便利なマグネット式のバッテリー・ドア(特許出願中)を採⽤。ぜひともフェンダーの“本気”を感じてほしい。
価格:¥13,000 (税別)
価格:¥16,500 (税別)
価格:¥20,000 (税別)