BOSSより、チューナーとメトロノームという2つの機能を備えたクリップ式チューナーが新たに登場した。

　BOSSのクリップ式チューナーはこれまで、よりシンプルな「TU-01」と、機能性が高くLCD表示や外観もカラフルな「TU-10」がラインナップされていた。今回新登場の「TU-03」は、BOSSでは初めてのチューナーとメトロノームが一体になったクリップ式ツールだ。チューニング・モードはクロマチック／ギター／ベース／ウクレレ／バイオリンの5種類を搭載し、基準ピッチの再生や半音下げ／一音下げチューニングにも対応している。メトロノーム機能は、8種類のパターンと10種類のビートを備えた高度なもので、テンポは30～250の範囲で設定可能。また、画面上の針の動きと内蔵スピーカーからの再生音（音量調整可能）によって、わかりやすくビートを示してくれる。なお、バックライト搭載の大きなディスプレイは、反射を抑えたパネルを採用しており、暗いステージでも明るい屋外でも高い視認性を確保。ちなみに、通常はオレンジ色で、チューニング・メーターがセンターに来た際には緑色に変わる。さらに、クリップ部分はフレキシブルな角度調整ができるため、さまざまな弦楽器のヘッドに安定した取り付けが可能となっている。クリップの内側部分に楽器を保護する耐久性パッドが付いている点も安心だ。ライブの現場やスタジオで、また自宅練習で、従来のクリップ式では考えられなかった活躍をしてくれることだろう。

チューニング・メーターがセンターにきた状態。通常のディスプレイはオレンジ色

メトロノーム画面

TU-30の使用イメージ