AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
Fender / Parallel Universe
フェンダ―より、数量限定生産モデル“Parallel Universe”のラインナップが発表された。
「The Jazz Tele」は、その名の通りジャズマスターとテレキャスターを融合させたモデル。ラッカー仕上げのアッシュ・ボディに、アメリカン・オリジナル・シリーズから継承したモダンCシェイプ・ネック、弾きやすい241Rのローズウッド指板、ナロー・トール・フレット(21フレット仕様)、ボーン・ナットを採用している。ピックアップやトレモロ&ブリッジ、ペグもアメリカン・ビンテージ・ジャズマスターを継承しているが、3プライのピックガードは本器オリジナルのものだ。カラーは、2カラー・サンバーストとサーフ・グリーンの2種類。サーフ・ロックからパンク、ジャズ、カントリーなど、あらゆるジャンルのギタリストにおすすめしたい。
「Troublemaker Tele」は、メイプル・トップのマホガニー・ボディにラッカー仕上げを施し、2基のハムバッキング・ピックアップと、カブロニータ・ピックガード、ラージ・ヘッドも特徴となっている。ネックは、アメリカン・プロフェッショナル・シリーズから継承したディープCシェイプで、弾きやすい241Rのローズウッド指板、ナロー・トール・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナットを採用。さらに、クリーム色で統一されたジャズマスター・スタイルのノブやビンテージ調の“TELECASTER DELUXE”ロゴも見逃せないポイントだ。カラーは、アイス・ブルー・メタリックとアイス・ティー・バーストの2種類。
「Strat-Tele Hybrid」は、ストラトキャスターとテレキャスターのハイブリッド・モデル。ピックアップは、カスタム・ショップ製の'69シングルコイル・ストラトを搭載。ボディ・シェイプだけがテレキャスターと言いたいところだが、そのボディにもストラトキャスター同様のコンフォート・コンター加工が施されている。ネックは、アメリカン・プロフェッショナル・シリーズから継承したディープCシェイプで、弾きやすい241Rのメイプル指板、ナロー・トール・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナットを採用。カラーは、2カラー・サンバーストのみ。このハイブリッド・スタイルにはまったら、もう普通のストラトやテレキャスには戻れなくなるかも。
「Tele Thinline Super Deluxe」は、ウエスタンな雰囲気が魅力。そして、セミ・ホロー・ボディとTVジョーンズ・クラシック・ピックアップによって生み出される音色は、まさに豊潤そのもの。ローカット・スイッチを備えたボリューム・ノブも特徴となっている。ネックは、アメリカン・プロフェッショナル・シリーズから継承したディープCシェイプで、弾きやすい241Rのローズウッド指板、ナロー・トール・フレット(21フレット仕様)、ボーン・ナット、パール・ブロックのインレイを採用。ブリッジは、アメリカン・プロフェッショナル・テレ・デラックス・ハードテイルのものを継承している。オレンジ・カラーにシルバー・スパークルのピックガードが映える1本だ。
「2018 Limited Edition American Elite Telecaster HSS」は、最先端の技術が凝縮されたモデル。あらゆるスタイルにフィットする、柔軟かつ幅広いサウンドが自慢だ。独自のコンター加工が施されたボディに、ピックアップはフロント&センターにピュア・ビンテージ'64グレイボトム・シングルコイル・テレ、リアにはショーバッカーをダイレクト・マウント。ネックは、弾きやすさとスピードを追求したハイブリッドな“C to D”シェイプで、速弾きにも最適な241R~400Rの指板、ミディアム・ジャンボ・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナット、さらにロック式のデラックス・ペグを採用している。カラーは、アンティーク・チェリー・バーストのみ。
「Jaguar Strat」は、その名の通りジャガーとストラトキャスターを融合させたモデル。べっ甲柄のピックガードとクローム製のコントロール・プレート、3基のアメリカン・ビンテージ'65シングルコイル・ジャガー・ピックアップ、そしてロック機構付きスクリュー・イン・トレモロなどが目を引くが、そのサウンドと機能も強力だ。ジャガーならではのスイッチング・システムに、ストラトの5ウェイ・スイッチを融合。強烈なサウンドを生み出す3基のピックアップの同時使用も可能となっている。ネックはディープCシェイプでロング・スケール、弾きやすい241Rのローズウッド指板、ミディアム・ジャンボ・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナットを採用。また、ロック式のデラックス・ペグも見逃せない。カラーは、キャンディ・アップル・レッドのみとなっている。
「Meteora」は、フェンダーのデザインの美学を凝縮。弾きやすさとバランス感を追求したモデルで、新たにデザインされた流線形のボディが印象的だ。ピックアップはカスタム・ショップ製で、リアにビンテージ・スタイル・テレ・シングルコイル、フロントに“ツイステッド”シングルコイル・テレを搭載している。そのサウンドは、上品なクリーンからうなるような歪み系まで幅広く対応。ネックは、アメリカン・プロフェッショナル・ジャズマスターと同等のメイプル材に、アメリカン・ビンテージ'65ジャズマスターのプロファイル、ナロー・トール・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナット、存在感を放つ黒のブロック・インレイを採用している。カラーは、バタースコッチ・ブロンドのみ。
「'51 Telecaster PJ Bass」は、初期のプレシジョン・ベースを思わせるオーセンティックなルックスとは裏腹に、パワフルかつモダンな音色を誇るモデル。ピックアップはいわゆるPJスタイルで、いずれもカスタム・ショップ製。ブリッジ側は'60sシングルコイル・ジャズ・ベース、センターには'60sスプリット・シングルコイル・プレシジョン・ベースを搭載している。ネックは、アメリカン・ビンテージ'63プレシジョン・ベースを継承したもので、弾きやすさに定評のある241Rの指板、ナロー・トール・フレット、ブラック・ドットのポジション・マークを採用。カラーはBGBのみとなっている。
「Whiteguard Strat」 は、テレキャスターのサウンドとストラトキャスターのボディ・シェイプを組み合わせたモデル。ピックアップはカスタム・ショップ製で、'51ノーキャスターを2基搭載している。ネックは、テレキャスター譲りのモダンCシェイプ、弾きやすい241Rの指板、ナロー・トール・フレット(22フレット仕様)、ボーン・ナットを採用。カラーはビンテージ・ブロンドのみ。逆のアプローチとなっている「Strat-Tele Hybrid」と、ぜひ弾き比べてみたいところだ。