アコースティックエンジニアリングが手がけた“理想の音楽制作を実現する”環境
- 2024/11/25
Electro-Harmonix/OP-AMP Big Muff
1970年代後半に生まれ、わずかな台数しか生産されなかったにも関わらず、現代に至るまで大きな人気を誇るエレクトロ・ハーモニックスのディストーション/ファズ「Op-amp Big Muff」。本来のビッグ・マフとは異なり、増幅素子にトランジスタではなくオペアンプを採用し、従来の4段ではなく3段で構成されたゲイン・ステージによる豪快なサウンドは、まさに唯一無二と言える。そのため現在ではビンテージの個体が高額で取り引きされているのだが、それを受けマイク・マシューズ(エレハモCEO)は、多くのプレイヤーが手軽に購入できる価格でリイシューすることを決断。
本機はまさに1978年のオリジナル・クラシックの忠実なリイシューとなっており、回路は“IC”または“V4 Big Muff”とも呼ばれた時期のものを忠実に再現。ながら、コンパクトなダイキャスト・シャーシやトゥルーバイパスなどを採用し、加えて回路からトーン・コントロールをバイパスするトーン・スイッチを、どちらのポジションでも同じボリュームになるように改良している。大枚を叩かずとも“伝説のサウンド”が手に入るようになるうえ、現代的なアップデートも施され使いやすさを向上させているのは非常に嬉しいところだ。
価格:¥15,000 (税別)