BOSS／GT-1B
昨年発売され、今だに大反響を呼んでいるギター用マルチ・エフェクター「BOSS GT-1」のベース専用機がついに登場した。フラッグ・シップ・クラスのサウンド・エンジンを、軽くてコンパクトな筐体に凝縮。自宅練習、リハーサル・スタジオ、ストリート・ライブ、ライブ・ステージ、レコーディングなど、あらゆる場面でプロフェッショナル・レベルのサウンドを手軽に持ち運ぶことができる。
プリアンプは、新たにモデリングした人気のベース・アンプや、ハイエンド機種「GT-10B」で評価の高かったアンプ・タイプもアップデートして搭載しており、基本となる音色から緻密に作り込むことができる。また、ビンテージ・サウンドから最先端の独自技術MDPを使用した音色まで、バラエティ豊かなエフェクトを多数搭載。歪み系やモジュレーション、ディレイ、リバーブはもちろん、ベーシストに人気の高いグラフィックEQやT-Wah、ソロ演奏時に強烈なインパクトが得られるハーモニスト、ベース・シンセ、フレットレス・ベースのサウンドを想起させるデフレッターなど、幅広くラインナップしている。加えて、練習や作曲時などに役立つフレーズ・ループ機能も装備。さらに、Webサイト”BOSS TONE CENTRAL”にアクセスすれば、世界中のトップ・ベーシストが作成するプロ・クオリティの即戦力パッチを無償でダウンロード可能だ。専用ソフトウェア「BOSS TONE STUDIO」を利用すれば、BOSS TONE CENTRALにダイレクト・アクセスすることもできる。
多機能かつ種類豊富な音色の一方で、ユーザー・インターフェースはとてもシンプルなデザイン。曲のジャンルや歪み量、エフェクトからパッチを探し出せるEASY SELECT機能や、直感的な音作りが可能なEASY EDIT機能を備えているため、素早く、簡単に、イメージしているサウンドを選び、演奏を楽しむことができる。そして、パソコンとの接続が可能なUSB端子や、フット・スイッチ2系統もしくはエクスプレッション・ペダル一基を追加接続できる外部接続端子を備えており、本体つまみやフット・スイッチ、外部コントローラーにさまざまな機能をアサインすることもできるなど、使い方に応じてカスタマイズできる拡張機能も充実。
以上のように多機能＆高音質なのはもちろんのこと、小型かつ軽量なボディやBOSS自慢の堅牢性、金属部のエッジレス加工、ACアダプターと単三電池での使用が可能な2WAY電源方式など、使いやすさと可搬性も兼備。アクティブなベーシストのための1台と言えるだろう。発売日は7月8日（土）を予定。発売して半年以上が経過しても、今だに大反響を呼んでいる同コンセプトのギター用マルチ・エフェクターGT-1のことを考えると、プロ・アマ問わず全てのベーシストがチェックすべきだろう。
価格：オープン
