世界的ベストセラーとなっているデジタル・ギター・アンプ、フェンダーMUSTANGシリーズがアップグレードを果たした。最新技術を搭載し、すべての音楽アプリケーションに対して柔軟に導入可能となっている。今回は、出力とサイズの異なる3モデルがラインナップ。

　MUSTANG GTアンプは、最新のモデリング・テクノロジーによるアンプ／エフェクトを搭載。Bluetooth対応アプリ「FENDER TONE」（無償提供）とのマッチングにより、その音色を指1本で呼び出したり調整することが可能だ。プリセットのカスタマイズは、iOS/Androidスマートフォンでも操作可能。また、世界初となるWi-Fi機能を搭載したアンプということで、パソコンと接続しなくても、最新ファームウェアのダウンロードやフェンダー・アーティストが作成したプリセットへのアクセス、世界中のプレイヤーが集うコミュニティへのコネクトが可能となった。サウンドおよび操作性の面では、アルゴリズムの改良によって、音質だけでなくアンプのピッキング・レスポンスまでをも、かつてないリアリズムで再現。シグナル・パスの柔軟性も大幅に強化され、エフェクト配置の自由度向上により幅広いサウンドメイクに対応する。大型フルカラーLCDディスプレイの装備により、各パラメーターの確認や調整、プログラミングも容易だ。なお、「Mustang GT 100」および「Mustang GT 200」は、特別デザインによるセレッション・スピーカーを搭載。ギター・サウンドはもちろん、Bluetoothストリーミング・オーディオも高音質で再生してくれる。そして、さらなる新機能として、ルーパーを内蔵。作曲や練習に、またライブ・パフォーマンスにも活躍することだろう（ルーパー機能のコントロールにはオプション・フットスイッチが必要）。いずれのモデルも軽量設計のため、持ち運びにも便利だ。発売は5月下旬を予定。

大型フルカラーLCDディスプレイ

　「MUSTANG GT 40」は40ワット出力で、スピーカーは6.5インチ・ドライバーを2基搭載。自宅用に最適なサイズと言えるだろう。

MUSTANG GT 40（Front）

MUSTANG GT 40（Top）

MUSTANG GT 40（Back）

　「MUSTANG GT 100」は100ワット出力で、セレッション製の12インチ・ドライバーを1基搭載。リハーサル・スタジオやレコーディング、小規模な会場でのライブに最適なサイズとパワーとなっている。

MUSTANG GT 100（Front）

MUSTANG GT 100（Top）

MUSTANG GT 200（Back）

　「MUSTANG GT 200」は200ワット出力で、セレッション製の12インチ・ドライバーを2基搭載。レコーディングや中～大会場でのライブに最適なサイズと十分なパワーを誇る。プリセット切り替えやルーパー機能の操作に使用できる4ボタン仕様の「MGT-4」フットスイッチ付属。

MUSTANG GT 200（Front）

MUSTANG GT 200（Top）

MUSTANG GT 200（Back）

　なお上記3モデルは、2017年5月6日（土）午前11時より予約受付が開始される。気になる方はぜひお早めにチェックしてほしい。