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- 2024/11/16
KIGOSHI Guitar's / KT-001、KT-002
2016楽器フェアにて展示され、プロ/アマチュア問わず多くのギタリストから絶賛された、KIGOSHI Guitar'sの新たなオリジナル・モデル“KT-000”シリーズ。家具職人としても活躍する木越氏ならではハンドメイド・ギター、その販売がデジマート上でも開始となった。
セミホロウ・ボディを持つ「KT-001」、そして同じくセミホロウでfホールなしの「KT-002」。いずれも、すべての木材はタッピングによって厳選され、杢目が良くてもタッピングで良くなければ採用はしないという。そして木材のタッピング・トーンによって、ボディとネックの組み合わせを決定。ボディは、貴重なホンジュラス・マホガニーの1ピース・バックに、トップはハード・メイプルのブックマッチ。ネックは1ピースで、通常であれば2本取れるところをあえて1本しか取らないという贅沢なこだわりを貫いている。そして指板にはハカランダを採用。また、接着面にはすべてニカワを使用している。オイル塗装も独特のもので、単なる含浸オイルではなく塗膜が付くオイルを採用。その塗膜は非常に薄く、ウッディな感触はそのままに保護をしてくれるもので、もちろん音質を考慮しての選択となっている。内部配線には50年代のビンテージ・ケーブルを使用し、コンデンサーはバンブルビー、ピックアップはWIZZのプレミアム・クローンP.A.F.を搭載。コイルタップも可能で、シングルコイル・サウンドもきっちり使える音色に仕上がっている。
その仕上がりは、ウォームでいて腰があり、エッジが立っていて、アンサンブルの中でも埋もれることなく、なおかつ主張し過ぎずに前に出てくるという理想的なサウンドを実現。また、レスポンスが非常に速いため、ピッキング・ニュアンスを重視するギタリストにとっても、最高の感触が得られるはずだ。ちなみに、出荷時には.010~.046のゲージが張られているが、.011~の弦にすると、より太くジャジィな音色になるそう。材やパーツの選択から仕上げまで、職人魂を徹底的に注ぎ込んだこだわりの1本を、ぜひ一度試してみてほしい。なお同シリーズで、レモンバースト系のカラーにラッカーフィニッシュを施した「KT-001 Thin Lacquer」の販売も開始されているので、そちらもぜひチェックを!
価格:¥520,000 (税込)
価格:¥520,000 (税込)