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- 2024/11/16
Zildjian/S Family Cymbals
2016年のNAMM Showで初お披露目となり、去る5月末、ついに日本上陸を果たしたジルジャンの新モデル=“S”シリーズ。その真価に迫るべく、ここでは、coldrainのKatsumaと04 Limited SazabysのKOUHEI、現在のロック・シーンの最前線を走る2人に徹底検証してもらったリズム&ドラム・マガジン2016年8月号のclose up!企画「Zildjian S Family Cymbals feat. Katsuma、KOUHEI」をウェブ版で掲載!
“S”シリーズはプレイヤーの色が出やすいと思う
バシっと自分に合うものが見つかる可能性があるし
種類が多いから選ぶ楽しみもある(Katsuma)
今まで持っていたシート・シンバルの
イメージを“S”シリーズで思い切り覆された
興味を持った人はぜひ試してほしい (KOUHEI)
Point1. レイジング&ハンマリング
低域から高域までバランスの良いレスポンスと、伸びやかなロング・サステインが特徴という“S”シリーズ。その鍵を握るのがレイジングとハンマリング。レイジングはトップ、ボトムの両面に加工を施して、最適な音色に整え、演奏性も高めているとのこと。ハンマリングは広範囲に渡り、これが幅広い音域を実現させているそう。
Point2. フィニッシュ
“S”シリーズのシンバルでまず目を惹くのが、そのきらびやかなルックスだろう。ジルジャン独自の美しいブリリアント仕上げが施され、そのインパクトは抜群。このブリリアント・フィニッシュは見た目だけでなく、音ヌケやトーンにも影響を与えているという。
Point3. ラインナップ
細分化が広がる現代の音楽シーンに対応するべく、“S”シリーズでは、多様なモデル&サイズ・バリエーションがラインナップ。サイズは8"のスプラッシュ/チャイナ・スプラッシュから、24"と大口径のミディアム・ライドまでバラエティに富み、クラッシュ、エフェクト系のバリエーションが特に充実。また基本となるハイハット、クラッシュ×2、ライドをまとめた、BOX仕様の「Sパフォーマー・シンバルセット」と「Sロック・シンバルセット」も用意。一式揃えて5〜6万円台であり、その高いコスト・パフォーマンスも魅力だ。
10" S Mini HiHats(¥9,000/トップ・ボトム共通)
14" S Mastersound HiHats(¥11,500/トップ・ボトム共通)
14" S Rock HiHats(¥11,500/トップ・ボトム共通)
20" S Rock Ride(¥19,500)
20" S Medium Ride(¥19,500)
22" S Medium Ride(¥22,000)
17" S Thin Crash(¥15,000)
18" S Rock Crash(¥16,000)
20" S Thin Crash(¥19,500)
20" S Rock Crash(¥19,500)
18" S Medium Thin Crash(¥16,000)
18" S Trash Crash(¥17,000)
20" S Medium Thin Crash(¥19,500)
18" S China(¥16,000)
16" S China(¥14,000)
■表紙特集本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2016年08月号』のclose up! 企画「Zildjian S Family Cymbals」を転載しています。
Katsuma
Profile●大手海外マネジメントと契約し、世界を舞台に活躍中のラウド・ロック・バンド、coldrainのドラマー。昨年4thアルバム『VENA』を世界同時リリースし、話題を集めた。8月23日より“原点回帰全国ツアー”がスタートする。
KOUHEI
Profile●2011年に04 Limited Sazabysに加入。インディーズでミニ・アルバム、シングルを発表し、15年に『CAVU』でメジャー進出。今春に初となるバンド主催の野外フェスを開催。6月1日に新曲「AIM」をリリースした。