LOUDNESSの35周年記念企画第16弾として、ESPより高崎晃シグネチャー・モデル「RANDOM STAR“THE RED LEGACY”」が期間限定の受注生産にて発売されることになった。

　今回発売されるのは、LOUDNESS初期の1981年頃に使用していたモデルで、ヘッドからネック・グリップまで赤く塗装され、指板はローズウッド、ヘッドにはESPではなくNavigatorのシール・ロゴが貼られているランダムスター1号機だ（※画像は本人使用実機）。このモデルは1983年頃に「RS-220」として発売されたが、本人使用機とは異なる仕様だった。また、2005年のESP 30周年記念の際には「RS-280R」として期間限定で復刻されたが、このときはブリッジにフロイドローズを搭載しており、当時の本人使用機とは若干異なる仕様となっていた。今回は本人使用実機とまったく同じ仕様で、さらに経年変化によるボディの傷や打痕、ステッカー、ミラーガードの汚れ具合など、現在のルックスが忠実に再現される。そして、熱心なファンの間ではよく知られている名機フリッカーIも、本人同様にフロイドローズNon-Fine Tunerのサドルを加工したものを本機のために完全再現（ブリッジの構造上、弦高調整はできない）。ピックアップは、先日発売された限定生産のセイモアダンカン「THUNDER IN THE EAST」を搭載している。

　完全受注生産で、受付期間は2016年11月1日から2017年2月22日まで。なお、LOUDNESS 35周年ロゴがプリントされたハードケースと認定証が付属する。全世代の高崎ファンは要チェックだ。