BOSSブランド初のプロフェッショナル・アンプとして世界中で話題となっている「WAZA AMP」シリーズ。当サイトでも製品ニュースや、ギタリスト大村孝佳の試奏による特集を組んでいるので、そちらもぜひあらためてチェックしてほしいところだが、今回新たに登場したのは、それらフラッグシップ・モデルの“技”を継承した「KATANA」シリーズだ。その名が示すように、エッジの効いたロック・サウンドが特徴で、回路設計やチューニングに徹底的にこだわっている。

　アンプ・タイプは、クリーン／クランチ／リードに加え、アコースティックやWAZA AMPから受け継ぐブラウンも搭載。内蔵エフェクトは15種類。同時に3系統の使用が可能となっている。また、TONE STUDIOを使用すれば、エフェクトの選択肢は55種類へと大幅に拡大。本体で使用できるエフェクトを55種類のエフェクト群より15種類を選び、自分の使いやすいアンプへとカスタマイズすることができる。そして、パネル上の設定を4パターン（KATANA-50は2パターン）までメモリーし、切り替えが可能。また、ステージ用の迫力あるサウンドを自宅でも小音量で得られるよう、3段階のパワー・コントロール機能（0.5W／50W／100W。KATANA-50のみ0.5W／25W／50W）も装備している。拡張性の面では、USBオーディオやフット・コントロール、エフェクト・ループ、ライン・アウトなどの外部接続端子を装備（KATANA-50のみエフェクト・ループとライン・アウトは無し）。さらに、専用ソフトBOSS TONE STUDIOを利用してインターネットに接続すれば、音色ライブラリーBOSS TONE CENTRALから、世界のトップ・ギタリストが作成したパッチや憧れの名曲のサウンドが、無償でダウンロード可能となっている。ちなみに、このBOSS TONE STUDIOを使えば、パソコン上でのより細かい音作りも可能だ。

　「KATANA-50」「KATANA-100」「KATANA-100/212」は、12インチ（30cm）のカスタム・スピーカーを搭載。また「KATANA-HEAD」は、5インチ（12cm）の小型カスタム・スピーカーを搭載している。この装備は、自宅での使用をより手軽にしてくれる画期的なものだ。BOSSならではの技術が惜しみなく注ぎ込まれ、ステージでも自宅でも1台で完結できる次世代のロック・アンプ「KATANA」。その優れたサウンドと機能にぜひ触れてほしい。

　また編集部はBOSSの展示発表会で、いち早く「KATANA-HEAD」を試奏することに成功！　非常に短い動画だが、購入検討時の参考になれば幸いだ。

KATANA-50（フロント）

KATANA-50（トップ）

KATANA-50（バック）

KATANA-100（フロント）

KATANA-100（トップ）

KATANA-100（バック）

KATANA-100/212（フロント）

KATANA-100/212（トップ）

KATANA-100/212（バック）

KATANA-HEAD（フロント）

KATANA-HEAD（トップ）

KATANA-HEAD（バック）