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  • ベース・マガジン連動「ベーシストのエフェクト・ボード拝見!」#010

首藤義勝(KEYTALK)のエフェクト・ボード拝見!

プロ・ベーシストのエフェクター・ボードをフィーチャーしていくベース・マガジンの人気連載「お宅のエフェクト・ボード拝見!」。ここでは同連載の2016年7月号に連動し、当該アーティストが使用する、デジマート上でも購入できるエフェクト類を厳選して紹介していく。今回は、ツイン・ボーカルの踊れるサウンドで人気を集め、国内若手バンド・シーンを牽引しているKEYTALKの首藤義勝が登場! 色鮮やかなバンド・サウンドを支えるそのボードは、非常にシンプルなものとなっている。

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 右から、ShureGLXD6(ワイヤレス受信機/チューナー)、その左上がKeeleyCompressor C4(コンプレッサー)、その下がTech 21SANSAMP BASS DRIVER DI(プリアンプ/DI)、左隣がBOSSBB-1X Bass Driver(ベース・オーバードライブ/プリアンプ)、ProvidenceFINAL BOOSTER FBT-1(ブースター)。その上はProvidencePROVOLT9 PV-9(パワー・サプライ)。

※各ペダルをどう使っているかは、ベース・マガジン2016年7月号で本人が詳しく解説しているので、そちらもチェックしてほしい。

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Shure/GLXD16

 堅牢なメタル・シャーシ設計と視認性に優れた見やすいLCDディスプレイを採用したワイヤレス受信機GLXD6と、送信機GLXD1によるデジタル・ワイヤレス・システム(WA305ケーブルも同梱)。ボードに簡単に組み込むことが可能で、LEDセグメント・ディスプレイ経由で送信機の電池残量を確認できる。また、ストロボ式とニードル式の2パターンで表示できるクロマチック・チューナーを内蔵。フットスイッチによってワイヤレス・ディスプレイとチューナー・モードの切り替えができる。周波数ピッチは432~447Hzで調整可能。

定価:オープン
オフィシャルHP:シュア・ジャパン

特集「Syu[GALNERYUS] meets Shure GLXD16」も併せてチェック!

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Keeley/Compressor C4

 ラック・マウント・タイプに迫るクオリティを誇る本機は、透明感のある独自のコンプレッション・サウンドで人気。コントロールは、サステイン/レベル/アタックに加え、クリッピングも装備。アクティブ・サーキット(プリアンプ内蔵)のギター/ベースやキーボードなど、ライン・レベルの信号を出力する楽器を使用する際に、入力信号をアジャストできる。また、コンプレッション(音の立ち上がり)を微調整できるアタックは、特にベーシストに重宝するコントロールと言えるだろう。

定価:32,500円
オフィシャルHP:iMi

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Tech 21/SANSAMP BASS DRIVER DI

 1992年に登場し、20年以上にわたりロングセラーを続けるベース用アナログ・アンプ・シミュレーター兼ダイレクト・ボックス。2014年に日本限定で登場した多弦ベース対応モデル「SANSAMP BASS DRIVER DI-LB」の仕様も採り入れつつ、イコライザーの周波数帯を切り替えられるBASS SHIFT 40/80Hzスイッチ(40Hzで多弦ベースに対応)やMID SHIFT 500/1000Hzスイッチなども追加したバージョンII(V2)モデルに、2016年から切り替わっている。

定価:オープン
オフィシャルHP:オールアクセス

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BOSS/BB-1X Bass Driver

 ベース用の歪み系エフェクターというよりは、基本の音色作りを行なうことを想定したプリアンプ的ペダル。ベース本体やアンプの個性を活かしつつ、ワイドレンジでありながら音の芯をしっかりキープしたパンチのあるサウンドを実現している。また、レベルとブレンドが2軸コントロールになっており、ダイレクト音とエフェクト音を直感的にブレンドして出力可能。さらに、通常のアウトプット端子に加え、PAやレコーダーに直接バランス接続できるライン・アウト端子も装備。その音色は、数々のベーシストやPAエンジニアの協力を得て、実戦用にカスタム・チューニングされたものだ。

定価:オープン
オフィシャルHP:ボス

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Providence/FINAL BOOSTER FBT-1

 バイタライザー内蔵のフルレンジ・ブースター。バイタライザーとは、音質の変化や劣化、そしてノイズの混入を抑えて活き活きした信号を出力するアクティブ・インピーダンス・コンバーターで、楽器の特性を生かしながら独自のブースト・サウンドを生み出す。また、エフェクト・オフ時にもバイタライザー回路を通るため、後段に接続した機器に活き活きとした信号が送られる。ちなみに本機のLEDは、エフェクトのオン/オフ状態を表示するだけでなく、バッテリーの電圧を監視する機能も持つ(電圧が約7V以下になるとLEDが消灯し始める)。

※生産完了品

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Providence/PROVOLT9 PV-9

 100mAの電流を6個まで供給するパワー・サプライ。各DC出力にはショート・プロテクション回路を内蔵し、どれか一つの出力がショートしても他の出力には影響しない。また、ショート状態から正常な状態に復帰した場合、自動的にDC出力が復活するオート・リカバリー機能も装備。スター・グランド配線により、ハムノイズの発生も抑えている。さらに、新品のバッテリーと同等の電圧(約9.6V)を供給する、オート・ボルテージ・コントローラー機能も人気の理由だ。

定価:オープン
オフィシャルHP:パシフィクス

ベース・マガジン2016年8月号では堀江晶太(PENGUIN RESEARCH)のボードを紹介!

 リットーミュージック刊『ベース・マガジン2016年8月号』の連載「お宅のエフェクト・ボード拝見!」では、堀江晶太(PENGUIN RESEARCH)のエフェクト・ボードが紹介されています! 機材の紹介はもちろん、セッティング・パターンやアーティスト本人のコメントを交えた解説も掲載されているので、是非チェックしてみて下さい。さらに、本号の表紙はフリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)! 約5年ぶりに来日するフリーのインタビューや、奏法解説を掲載。

ベース・マガジン2016年8月号の詳細はこちらから!


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