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- 2024/11/16
TB Guitarworks / SESSIONMASTER
有名アーティストも顧客に持つ、神戸のプロフェッショナル・ギター・ストア、TONE BLUE。1997年の設立当初よりカスタム・ギターの製作も行っていたが、2012年にブランド名を新たにTB Guitarworksとし、オリジナル・モデルを発表している。今年に入ってからは、新世代のギタリストも意識したニュー・モデルとして、Fender ジャズマスター®を基本とした「J-MODERN」を発表。より幅広い層で認知度が高まっている、まさに注目のブランドだ。
今回、新たに発表された「SESSIONMASTER」は、あらゆるジャンルに対応可能なモデル。特に歌もののバックで威力を発揮することを想定し、デザインされている。最大の特徴は見ての通り、Fender ストラトキャスター®とES-335の融合だ。ロング・スケールを採用し、弾き心地や操作性はFender ストラトキャスター®寄りにデザイン、それでいてGibsonのテイストが欲しいギタリストに最適なモデルとなっている。ちなみにボディ構造は、ホロウではなくチェンバード。ピックアップは、フロント&リアのハムバッカーにはローラー・ピックアップのLow Wind Imperialを搭載。ビンテージのES-335に見られるパワーの低いPAFを基本にしたモデルで、やや明るく軽やかなサウンドが特徴となっている。センターには、同じくローラー・ピックアップのVintage Blackfaceを搭載。クリアでレンジの広い音色が特徴で、Low Wind Imperialのコイルタップと非常に相性が良いため、ストラトとはまた一味違った絶品のハーフトーン・サウンドが楽しめる。
そして、特殊な配線によって幅広いサウンド・バリエーションを生み出す点も大きな特徴。5ウェイのピックアップ・セレクターは、ポジション1がフロント・ハムバッカー、ポジション2がフロント・シングル+センター、ポジション3がフロント・シングル+リア・シングル、ポジション4がセンター+リア・シングル、ポジション5がリア・ハムバッカー。センターは、単独では鳴らない配線になっている。ポジション2・4は言わばFender ストラトキャスター®のハーフトーン、ポジション3ではFender テレキャスター®のセンター・ポジションの音色が得られるイメージだ。これまでにない豊かなサウンド・バリエーションと独自の鳴りが楽しめる「SESSIONMASTER」。TB Guitarworksの認知度をさらに高めるモデルとして、熱い注目を集めることになりそう!
価格:¥400,000 (税別)