AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
リズム&ドラム・マガジンの人気連載「The Style Of LIVE GEAR」と連動してお届けする本連載「Drum Set File」。アーティストが使用し、デジマート上でも購入できるドラム機材を紹介していく。今回は、Alice Nineからバンド名を変更し新たなスタートを切ったロック・バンド“A9”。2015年12月25日に行なわれた恒例のクリスマス・ライブで、ドラムのNaoが使用したツーバス・キットだ。王道を行くセッティングながら、随所に彼のこだわりが凝縮されている。
長年に渡りヤマハのオークカスタムを愛用してきたNaoだが、今回のライブではYAMAHAのMaple Custom Absolute(生産完了)をチョイス。ヘックス・ラックを使って組み上げるスタイルはそのまま、点数を減らし、2バス、2タム、1フロア・タム仕様へとセット・チェンジ。打面ヘッドはすべてREMOのPinstripe。全体的に低めのセッティングで、24”のバス・ドラムが存在感を放っている! スネア・ドラムはYAMAHAのカッパー・シェルSD6465で、14”×6.5”の深胴モデル。打面ヘッドにはCS Coatedをチョイス。シンバルはすべてZildjian。K Custom Hybrid、A Customとさまざまな種類が並ぶが、Naoの耳にうるさくないものを選んでいるそうだ。ペダル類はすべてYAMAHAで統一。右足側にツイン・ペダル(DFP9500C)、左足側にシングル・ペダル(FP9500C)をそれぞれセット。連打する際、ツブ立ちを求める場合にはツイン・ペダルを、音圧を求める場合は、左右のペダルを使うという具合に、求めるニュアンスによって踏み分けているという。スティックはPROMARKのTXR5AW(14mm×406mm/ヒッコリー)。
※以下の製品画像はタイプの一例です。在庫を保証するものではありません。
※(*)マークがモデル名の後につくものは、このコンテンツの公開時にデジマートに在庫がなくなってしまった商品です。リスト上に残しておきますので、後日、気になった時にリンクをクリックしてもらえば、出品されている可能性もあります。興味を持たれた方はこまめにチェックしてみてください!
本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2016年3月号』の連載「The Style Of LIVE GEAR」の中でより詳しく紹介されています! ここではお見せできなかった機材やセッティング・パターン、さらに、このセットが使用されたライブのレポートも掲載されているので是非チェックしてみてください。
■リズム&ドラム・マガジン2016年3月号の詳細はこちらから!
Nao
なお:2000年頃から本格的にドラムを始め、04年にアリス九號を結成する。これまでに6枚のフル・アルバムを発表し、15年にバンド名をA9と改める。2016年春に2nd EPをリリース予定で、4月からは改名後初の全国ツアーがスタートする。