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- 2024/11/16
リズム&ドラム・マガジンの人気連載「The Style Of LIVE GEAR」と連動してお届けする本連載「Drum Set File」。アーティストが使用し、デジマート上でも購入できるドラム機材を紹介していく。今回は、11月に行なわれたUNDERGROUND FUNK UNIVERSEのライヴで、藤掛正隆と湊雅史の両氏が使用した2台のビンテージ・ラディックにスポットを当てる。“ジョン・ボーナム”という共通項と共に垣間見える、お互いの個性とは?
藤掛が今回のライブで使用したドラムは、“Mod Orange”というレア・カラーの69年製Ludwigのキット。サイズは20″×14″BD、12″×8″TT、16″×16″FTという構成となっている。スネア・ドラムは68年製Ludwig 400(14″×5″)で、ヘッドはトップにREMOのCoated Ambassador、ボトムにAQUARIANのClassic Clearを装着。シンバルはすべてPaisteのGIANT BEATで、左手側から14″ Hi-Hat、20″&24″ Multi-Functionalという組み合わせ。フット・ペダルは60年代のSpeed Kingを愛用する。
湊が使用したドラムは、Ludwigの70年代製ステンレス・スティール・キット。サイズは20″×14″BD、13″×9″TT、16″×16″FTとなっている。スネア・ドラムは藤掛から譲り受けたものだという80年代のPremierのSteel(14″×5.5″)で、打面ヘッドはREMOのCoated Ambassador、ボトムはAmbassador Clearをチョイス。シンバルはすべてPaisteの2002シリーズで、14″ Sound Edge Hi-Hat(ボトムのみ黒ロゴ)、20″ Medium、22″ Rideという組み合わせ。フット・ペダルはWFL時代のSpeed Kingを使用していた。
※以下の製品画像はタイプの一例です。在庫を保証するものではありません。
※(*)マークがモデル名の後につくものは、このコンテンツの公開時にデジマートに在庫がなくなってしまった商品です。リスト上に残しておきますので、後日、気になった時にリンクをクリックしてもらえば、出品されている可能性もあります。興味を持たれた方はこまめにチェックしてみてください!
本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2016年2月号』の連載「The Style Of LIVE GEAR」の中でより詳しく紹介されています! ここではお見せできなかった機材やセッティング・パターン、さらに、このセットが使用されたライブのレポートも掲載されているので是非チェックしてみてください。
■リズム&ドラム・マガジン2016年2月号の詳細はこちらから!
藤掛正隆
ふじかけまさたか:80年代後半より音楽活動を開始。ZENI GEVA、#9などでの活動を経て、99年にフルデザイン・レコードを設立。EDGE、アフリカンズ、BIRGIT、トリオねじ、オトナリ、WABO-CHAO、渋さ知らズオーケストラなど、多数のバンドで活動中。
湊雅史
みなとまさふみ:1966年生まれ東京都出身。14歳でドラムを始め、17歳の若さでSABERTIGERに加入し、その後は21歳でDEAD ENDに加入を果たし、90年の脱退後はスタジオ・ミュージシャンとして活動。現在は奥田民生や、自身のバンドAなどでも活動中。