AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
イヤフォン
最近では低価格でも高級機種に負けない音質を持つものや、幅広いラインナップから好みのタイプを選ぶことが容易になったイヤフォン。中でも2万円以下の価格帯は注目新興ブランドからのリリースも多く、時期的にプレゼントにも最適なまさに“旬”と言えるイヤフォンたちを紹介しよう。
クリスマスが近づくと大切な人に贈るプレゼントを何にしようかあれこれと迷い、なかなか決めかねている人も多いのではないでしょうか。そんな時にお薦めなのがイヤフォンです。イヤフォンであれば、低価格から高価なモデルまであり、予算に応じた選び方もでき、モデルによっての用途もバラエティに富んでいます。例え相手がイヤフォンをひとつ持っていても、イヤフォン毎に違った音質が楽しめるので、音楽好きであればプレゼントされたら嬉しいはずです。気分や聴く曲、さらにはその日のファッションに合わせてイヤフォンをコーディネイトすることもできますし、パッケージも小さくラッピングもしやすいというメリットもあります。
今回は、そんなクリスマス・プレゼントにも最適な実売2万円以下の“旬”なイヤフォンを集めてご紹介したいと思います。かなり求めやすいモデルもありますが、どれも考え抜かれて開発され、個性ある音質で音楽を聴かせてくれます。
イヤフォン選びのポイントに関しては、第8回のコラム『スマートフォンにもオススメ!イヤフォンで音楽を高音質に楽しもう!』をぜひ参考にして下さい。今回は専門的な話ではなく、用途に合わせたイヤフォン選びのポイントを簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
まず、主にイヤフォンを使うシチュエーションを思い浮かべてみて下さい。電車での通勤時間でしょうか、それともジムなどでトレーニングをする時でしょうか、そうではなくて部屋でリラックスする時でしょうか。電車通勤であれば、密閉型やノイズキャンセリングのイヤフォンを選ぶ必要があります。ジムなど運動などに使う際には外れにくく、防水・防滴のイヤフォンが向いています。中にはサッカーの本田圭佑選手がプロデュースしたイヤフォンもあります(KOTORI produced by KEISUKE HONDA 「DREAM BUDDY」)。さらにはワイヤレスという選択肢もあります。部屋でリラックスするのであれば、多少の音漏れは許されるかもしれません。イヤフォンは、ほとんどが密閉型で設計されていますが、中には開放型(Celsus Sound Gramo Oneなど)もあり、密閉型より広い音場で音楽を楽しむこともできます。
次に日頃聴いている音楽のジャンルによって、向き不向きもあります。例えば、低域をより楽しみたい音楽を聴いているのに、低域に迫力がないと面白みに欠けますね。逆に、女性ボーカルの透き通るような歌を楽しみたいのに、低域が強調されたようなイヤフォンだと、その魅力が伝わりづらくなります。特にピークのある音の帯域がないバランスの取れたイヤフォンも中にはあります。しかし、これだと音楽が平坦に聴こえてしまい、面白みに欠けてしまう場合もあります。少し個性のある音質のイヤフォンの方が、自分好みの音を鳴らしてくれることの方が多いように感じます。この辺りは、ヘッドフォンも同じですが、自分の好きな音楽を携帯プレーヤーなどに入れて、店頭などで試聴して選ぶのがベストです。また今月19日(土)、20日(日)に株式会社タイムマシン(e☆イヤホン)主催の『ポタフェス2015』のようなイベントに参加し、様々なイヤフォンを聴き比べてみるのもお薦めです。また、求めやすいモデルであれば、とりあえず購入してみても損はないと思います。複数台を使い分けて、聴く音楽のジャンルやシチュエーションで手軽に使い分けできます。
以上のような点を踏まえ、予算と相談して目的のイヤフォンを探し出してみて下さい。プレゼントする場合は、事前に相手の好きな音楽のジャンルを知ることができれば、探しやすいかもしれません。ぜひ喜ばれるイヤフォンを、この記事を参考に選んでもらえれば嬉しいです。それでは各モデルを価格帯別に紹介していきましょう。
近年では5千円以下のイヤフォンも、各社は工夫を凝らして開発しています。さすがにハイレゾを十二分に楽しめるほどの解像度の高さやレンジの広さを誇るモデルは少ないですが、音楽を聴き疲れなく楽しめます。携帯プレーヤーに直挿しで聴く方や、付属のイヤフォンからのステップアップにもお薦めです。
TDK Life on Recordは、イヤフォン/ヘッドフォンをはじめ、オーディオ関連製品を手掛けるブランドです。そんな同ブランドから登場したのが、“未来”、“ヒーロー”、“ロボット”をテーマにしたカナル型のイヤフォンです。デザインがメカニカルで、カラーもブラック、ホワイト、レッドの3種類をラインナップしています。コンセプト的にアニソン専用機のようなイメージですが、低域/高域はそれほど伸びず、中域に特徴が出るように感じます。ボーカルの音を楽しみたい方にはお薦めのイヤフォンと言えそうです。
■価格:オープン(市場実勢価格:2,000円前後)
■メーカー製品情報:TDK Life on Record
エントリー・モデルのロングセラーと言えるのが、フィリップスが製造するSHE9700シリーズです。SHE9710は、求めやすい価格ながら再生帯域も広く、クリアなサウンドが楽しめ、そのコストパフォーマンスの高さから大人気のカナル型イヤフォンです。低域の迫力や量感などを求める方には、少し物足りなさもあるかもしれないですが、携帯に付属のイヤフォン等と比べると、分かりやすく音質が改善したように聴こえます。カラーも4色あり、最初のイヤフォンとしてもお薦めしたいモデルです。今年SHE9720も発売されました。
■価格:オープン(市場実勢価格:3,000円前後)
■メーカー製品情報:Philips
販売価格が10万円を超えるハイエンドなイヤフォンK3003も手掛けるAKGが、エントリー・クラスとして発売したのがY23です。安価なモデルながら、開発には一切手を抜いていない気合いが感じられるイヤフォンです。なんと世界最小クラスの5.8mmドライバーを搭載し、本体重量を1g以下(ケーブル含まず)に抑えているというから驚きです。まさにかけていることさえ忘れてしまいそうな軽さです。このモデルも価格からは想像できない、クリアな中高域を聴かせてくれます。情報過多ではないため聴き疲れもしないはずです。
■価格:オープン(市場実勢価格:4,500円前後)
■メーカー製品情報:AKG
このクラスになると、かなり選択肢も広がり、各社がより音質で個性を競っているのがよく分かります。ハイレゾ音源を聴いても、満足度の高いモデルも多く、最初からこのクラスのイヤフォンを購入し、後にハイエンドな機種にステップアップというのもお薦めです。またこのクラスを何本か購入して、音質の違いを楽しんでみても面白いかもしれません。
イギリスのグラスゴーにあるイヤフォン/ヘッドフォンのブランド、RHAが手掛けたのが、求めやすい価格ながらアルミニウム合金製の高級感のあるイヤフォンS500です。とてもコンパクトでシンプルな筐体デザインは、飽きることなくスーツなども含めた幅広いコーディネイトともマッチしそうです。RHAの中ではエントリー・モデルながら、上位機種譲りの解像度の高さ、中高域に魅力があり、女性ボーカルの声を美しく鳴らしてくれそうです。イヤーピース(ケース含む)等の付属品も充実し、コストパフォーマンス抜群です。
■価格:5,900円(税別)
■メーカー製品情報:RHA
エントリー価格帯かつダイナミック・ドライバーを搭載したモデルとして、今も人気が高いのはシュアのSE215。それよりも安い価格でシュア・サウンドが楽しめ人気なのが、このSE112mです。+は、iOSに対応したリモコンが付くか付かないかの違いになります。シュアらしいモニターライクな雰囲気もありながら、聴き疲れの少ない音質でバランスが取れています。各帯域の迫力も、この価格を考えれば十分過ぎるほどだと思います。ややハウジングの高級感はないですが、音質重視で選ぶ方にはお薦めしたいモデルです。
■価格:オープン(市場実勢価格:6,500円前後)
■メーカー製品情報:Shure
携帯電話で有名なソフトバンクが手掛けるイヤフォンですが、音響メーカーに劣るどころか、驚くほど完成度が高いイヤフォンがこのモデルです。ハイレゾ対応で開発されていて、再生周波数帯は5Hz-45kHzと同価格帯ではかなり広めです。再生周波数帯が広い=音質の良いイヤフォンではないのですが、その落ち着いた高級感のあるデザインのイメージ通り、派手さはないもののどの帯域も質の高い音で鳴らしてくれます。レンジも広く、音の見通しも良さそうに感じます。ハイレゾ入門イヤフォンとしても重宝すると思います。
■価格:8,880円(税込)
■メーカー製品情報:SoftBank SELECTION
こちらもハイレゾを推進するソニーらしく、ハイレゾ対応を謳ったカナル型イヤフォンです。9mmのダイナミック・ドライバーを用い、5Hz〜40kHzという広い再生周波数帯域を誇ります。カラーはブラックのみながら、シンプルなデザインのアルミ製ハウジングが採用されています。音質は、タイトな低域からクリアで伸びのある高域まで、しっかりと描き出してくれる印象です。中域よりは、両サイドが目立つため、人によってはドンシャリ気味に聴こえるかもしれませんが、それが逆に音を楽しく響かせてくれ満足度を高めてくれます。
■価格:オープン(市場実勢価格:9,000円前後)
■メーカー製品情報:SONY
発売から時間が経ち、現在ではやや価格もこなれ、お買い得感のある1万円前後で販売されているのがビクターのHA-FXT200です。独自に新開発された並列にドライバー配置した“Hi-SPEEDツインシステムユニット”で、音の厚みと解像度を生み出します。やや無骨なデザインが濃厚なサウンドを連想させますが、どちらかと言えば全帯域をそつなく鳴らしてくる印象ですが、シングル・ドライバーにはない独自の濃密さがあります。また画像では大きく見えますが小型で、装着感にも不自然さは感じません。
■価格:オープン(市場実勢価格:9,500円前後)
■メーカー製品情報:JVC
コストパフォーマンスの高いイヤフォンを開発し、今注目を集めているメーカーがZERO AUDIOです。このモデルも、アルミ削り出しでスタイリッシュかつ高級感のあるデザインながら、求めやすい価格を実現しています。このモデルもハイレゾ対応を謳っており、再生周波数帯域は7Hz〜40kHzとワイドレンジです。さらに2つのカスタム・ドライバーを搭載し、高域の再現性も高く、シンバル等の金物も気持ちよく減衰していきます。この高域の再生音は同価格帯ではなかな得られないかもしれません。
■価格:オープン(市場実勢価格:10,000円前後)
■メーカー製品情報:ZERO AUDIO
この価格帯になると気軽にプレゼントとはいかなくなりますが(私だけかもしれませんが……)、間違いなく喜ばれると思われる音質を鳴らすイヤフォンと出会うことができます。ハイレゾ音源に使っても、満足のいく再生音が得られるモデルも多くなってきます。品質はどれも高くなり、同一価格帯に競合するメーカーも多く、なかなかひとつに絞り切れないという悩みも出てくる価格レンジです。今回は、その中から5機種を選んでご紹介します。
イヤフォンのドライバーを古くから開発しているメーカーが立ち上げたブランド、OSTRYから登場したのは、個性的な筐体デザインが印象的なカナル型イヤフォンです。このデザインに関しては、好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、その音質は侮れません。エイジングが不要なバーンイン・タイプで、開封後すぐに本来の性能を楽しむことができます。抜けの良い高域、低域の自然な量感もあり、付属のイヤーピースを換えることで音質を変化することも可能で、これも効果が感じられると思います。
■価格:10,560円(税込)
■メーカー製品情報:OSTRY
音質からデザインまで、高い完成度を感じさせてくれるのが、SENNHEISERのカナル型イヤフォンMOMENTUM In-Ear Gです。人間工学に基づき設計されたハウジングは、耳にピッタリとフィットしてくれます。赤と黒のコントラストが刺激的なデザインも、耳元を印象的に飾ってくれそうです。音質は、そのデザインとは裏腹に芯のある低域が特徴的で、高域も響きます。ややドンシャリ傾向であるため、ロックなどは躍動感のあるサウンドで鳴らしてくれそうです。また打ち込み系の音ともマッチングが良さそうです。
■価格:オープン(市場実勢価格:12,000円前後)
■メーカー製品情報:SENNHEISER
ONKYOから登場したE700Mは、インナーイヤー型かつセミ・オープンという意欲作です。セミ・オープン型のため、電車通勤などには向かないですが、密閉型以上の広い音場表現は自然なリスニング体験ができ、部屋聴き等には最適です。スペックを見ると“強磁力希土類マグネット搭載ドライバー”と書いてあり、ケーブルもベルデンの“ウミヘビ(9497)”を連想させ力強い印象です。しかし、ハイレゾ対応で、6Hz〜40kHzと再生周波数帯域も広く、原音を生かした繊細で瑞々しい音を鳴らしてくれます。
■価格:オープン(市場実勢価格:15,000円前後)
■メーカー製品情報:ONKYO
その名の通り、13mmの大口径ドライバー“DUAL MAGNETIC-FIELD DRIVER”で、タイトかつ迫力のある低域を鳴らしてくれるのが、オーディオ・テクニカが販売するSOLID BASS ATH-CKS990です。独自技術により、レスポンスの良いサウンドが得られるため、ウッドベースなどの音もスウィングする感じがより強調されるようにも思えます。筐体のデザインもインパクトがあり、掛け心地も良好で、楽しくロックやジャズ、ヒップホップなども聴くことができそうです。イヤフォンに低域を求める方には特にお薦めです。
■価格:オープン(市場実勢価格:13,000円前後)
■メーカー製品情報:audio-technica
ブラックとレッドの2色がラインナップし、メカニカルなデザインが印象的なのがradiusのNe HP-NHR21 です。ハイレゾ対応を謳うイヤフォンで、5Hz〜40kHzの再生周波数帯域を誇ります。独自の“High-MFD&バスポート構造”で、感度を向上させています。このお陰もあり、携帯プレーヤーに直差しでも、満足度の高い低域を鳴らしてくれる印象があります。また高域も派手な鳴り方はしないですが解像度も高く、さらに中域も埋もれることはないのでドンシャリ傾向には聴こえないように思えます。
■価格:オープン(市場実勢価格:13,000円前後)
■メーカー製品情報:radius
この価格帯になると、ハイエンドなバランスド・アーマチュア型も射程に入ってきますが、2万円を超えるイヤフォンとなると、なかなか購入に踏み切れない方も多いと思います。また2万円の予算があれば、スポーツ・タイプから、ワイアレス、ノイズキャンセリングなどのイヤフォンもかなり選択肢があります。さらにエントリーモデルのイヤフォン+ヘッドフォン・アンプという選択も考えられます。そんな悩み多き価格レンジの中でも、特にお薦めしたい4機種を紹介します。
耐汗、防水機能が付き、さらにワイアレスかつBeats by Dr. Dreならではのスタイリッシュなデザインでスポーツ向けのイヤフォンとしてもお薦めなのがBeats by Dr. DreのPowerbeats2 Wirelessです。携帯プレーヤーとBluetooth接続でき、最大で約9m離れた場所からでも音楽を送ることができます。イヤフォンは充電式で、一度の充電で6時間までの連続使用が可能なようです。ワイアレスのイヤフォンは音が悪いと思われがちですが、Beatsならではの低域の量感も含め、同タイプの中では満足度の高い音質を実現しています。
■価格:オープン(市場実勢価格:16,000円前後)
■メーカー製品情報:Beats by Dr. Dre
ノイズキャンセリングのイヤフォンやヘッドフォンで有名なBOSEですが、このモデルはそういった機能は一切付けず、純粋に音質にフォーカスしたインナーイヤー型のイヤフォンです。BOSEの中では最も小型かつ軽量で防滴仕様のため、スポーツにも向いた設計になっています。独自形状のイヤーチップもポイントで、耳からズレることを防いでくれます。BOSEらしい迫力のある低域を鳴らしてくれながら、レンジも広く解像度の高い音質です。スポーツの最中にも快適に音楽に浸りたい方は選択肢に加えてみて下さい。
■価格:17,000円(税別)
■メーカー製品情報:BOSE
筐体に入っている“5”が印象的なのが、ハイレゾ対応かつMMCXのリケーブルにも対応したDUNU-TOPSOUNDのTITAN 5です。チタニウムを使った13mmの大口径ダイナミック・ドライバーで、10Hz〜40kHzの再生周波数帯域をカバーします。レンジの広さもあり、低域もタイトに鳴り、全体域に渡って見通しの良いクリアな音が楽しめます。細かなボーカルの表現や減衰も上品に再現してくれます。メタルなどの激しい曲よりは、スローもしくはミディアム・テンポのポップスや女性のボーカルとも相性が良さそうです。
■価格:オープン(市場実勢価格:19,800円前後)
■メーカー製品情報:DUNU-TOPSOUND
真空管を使った小型のヘッドフォン・アンプなどでも話題のCAROT ONEが今年発表したイヤフォンがSUPER TITTAです。これは2012年に登場し話題となったTITTAに対し、ドライバーをひとつ増やし、さらにはキャップを交換することで音質を変化させることもできます。さらにオレンジとブルーのコントラストが鮮やかなデザインは、流石イタリアと思えるようなインパクトがあります。音質はナチュラルな方向性ながら、深みと余韻のある音を響かせてくれ、ハイエンド・イヤフォンのような品位を感じます。
■価格:オープン(市場実勢価格:19,800円前後)
■メーカー製品情報:Carot One
今回は2万円以下のイヤフォンを18機種紹介させて頂きましたが、気になったイヤフォンは見つかったでしょうか? イヤフォンは1万円と予算を決めていても、プラス5百円で別のモデルが購入できたりするので、“もう少し予算を”となりがちです。また5千円程度上積みすれば、また違ったイヤフォンも射程距離に入ってくるため、決めきれませんね。ただし、安いモデルであっても、高いモデルであっても、なかなか1機種ですべての要望を満たすイヤフォンはありません。そう思えば、とりあえず今ある予算で1本購入してみてから、そのイヤフォンに不満が出てきた時に買い替えるということも可能です。ぜひ気になったモデルを購入して、音楽をじっくり聴いてみて下さい。クリスマス・プレゼントにも喜ばれるはずなので、まだ何を買うか決めていない方は、ぜひイヤフォンも選択肢のひとつに加えてみて下さい。年末年始、きっとそのイヤフォンで楽しく過ごせると思います。それでは、また次回。
菊池 真平(きくち・しんぺい)
音楽雑誌「Player」、オーディオ誌を発行するステレオサウンド社で「Beat Sound」、「Digi Fi」の編集に携わった後に独立。現在はフリーランスで、ビンテージ・ギター関連書籍/ギターに関する雑誌等に、編集/ライターとして携わる。国内外のミュージシャンへのインタビュー等も多数行っている。