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- 2024/11/16
リズム&ドラム・マガジンの人気連載「The Style Of LIVE GEAR」と連動してお届けする本連載「Drum Set File」。アーティストが使用し、デジマート上でも購入できるドラム機材を紹介していく。今回は、10月に行なわれた元ちとせのライブでASA-CHANGが使用した新しいドラム・セットにスポットを当てる。ブルー&シルバーのデュコ・カラーが眩しいこのセットは、豊橋の楽器店シライミュージックが開発した話題のドラム、Shirai Keetである。
“アコースティックなドラム・セットとは?”をコンセプトに、生音による小規模のライヴを想定して開発されたShirai Keet。今回ASA-CHANGが使ったのは、その新しいバリエーションとして極薄のスパークル塗装が施されたプロトタイプで、シェルやパーツの仕様も市販品とは異なっている。メイン・スネアはcanopusのThe Maple。カスタムショップ・カノウプスによってチューンアップされた1台だ。サイド・スネアとしてセットされたYAMAHAのSD-970は1980年代の製品で、こちらもカノウプスによるカスタマイズが施されたもの。シンバルは2007年から愛用している小出シンバルの数多いオーダー品からチョイスしていた(ハイハット・トップのみZildjian)。フット・ペダルはYAMAHAのFP-710、ハイハット・スタンドはPearlのH-800。H-800は、フット・ボードに横ラインが刻まれた1980年代前半の仕様となっていた。
※以下の製品画像はタイプの一例です。在庫を保証するものではありません。
※(*)マークがモデル名の後につくものは、このコンテンツの公開時にデジマートに在庫がなくなってしまった商品です。リスト上に残しておきますので、後日、気になった時にリンクをクリックしてもらえば、出品されている可能性もあります。興味を持たれた方はこまめにチェックしてみてください!
本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2016年1月号』の連載「The Style Of LIVE GEAR」の中でより詳しく紹介されています! ここではお見せできなかった機材やセッティング・パターン、さらに、このセットが使用されたライブのレポートも掲載されているので是非チェックしてみてください。
■リズム&ドラム・マガジン2016年1月号の詳細はこちらから!
ASA-CHANG
あさちゃん:1989年に東京スカパラダイスオーケストラでデビューし、93年からフリーに。民族楽器から玩具、電子楽器などを駆使して独自のパーカッション・スタイルを確立する一方、ドラマーとしてもさまざまなアーティストをサポート。自身のグループ“ASA-CHANG&巡礼”では映画『合葬』のサントラを手がけた他、オリジナル・アルバムも準備中。