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- 2024/11/16
リズム&ドラム・マガジンの人気連載「The Style Of LIVE GEAR」と連動してお届けする本連載「Drum Set File」。アーティストが使用し、デジマート上でも購入できるドラム機材を紹介していく。第4回目は、シャープな切れ味のドラミングでさまざまなアーティストのサポートを務めるドラマー、白根佳尚。7月に行なわれたKREVAのソロ・デビュー10周年を記念した全国ツアー“UNDER THE MOON”の東京公演で使用した彼のキットを見ていこう。
白根がKREVAのツアーで使用したドラム・キットは、SONORのSQ2ビンテージ・メイプルで、サイズは22″×15″BD、8″×9″TT、10″×9″TT、13″×10″TT、16″×15″FT。バス・ドラムの打面側にはRolandのトリガー・ピックアップRT-10が装着されていた。メイン・スネアは、SONORのOne of a kind(14″×7″)。何と21プライという超極厚シェルで、こちらにもトリガーを装着。サイド・スネアは66年製のLudwig 400(14″×5″)。シンバルはPaisteと小出を使用しており、特にSound Edge Hi-Hatは、1971年製でシリアルが連番だという自慢の一品だ。愛用のフット・ペダルはSONOR Z5317。バス・ドラムとスネアのトリガーから伸びた配線は、奏者左手側にセットしたRoland SPD-SXへと接続されており、クラップ音など多種多様なサウンドを演出していた。
※以下の製品画像はタイプの一例です。在庫を保証するものではありません。
※(*)マークがモデル名の後につくものは、このコンテンツの公開時にデジマートに在庫がなくなってしまった商品です。リスト上に残しておきますので、後日、気になった時にリンクをクリックしてもらえば、出品されている可能性もあります。興味を持たれた方はこまめにチェックしてみてください!
本記事はリットーミュージック刊『リズム&ドラム・マガジン2015年10月号』の連載「The Style Of LIVE GEAR」の中でより詳しく紹介されています! ここではお見せできなかった機材やセッティング・パターン、さらに、このセットが使用されたライブのレポートも掲載されているので是非チェックしてみてください。
■リズム&ドラム・マガジン2015年10月号の詳細はこちらから!
白根佳尚
しらねよしたか:1983年東京生まれ。8歳の頃からドラムとパーカッションを始め、金子安延氏に師事。現在は、Dezille Brothers、WaJaRoでの活動の他、KREVA、加藤ミリヤ、中島美嘉、小沢健二、堂本 剛など数多くのアーティストのライヴ、レコーディングに参加している。