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- 2024/11/16
お父さんがもらって喜ぶ楽器/アクセサリー
もうすぐ6月の第3日曜日、そう、父の日です。今年は6月21日が父の日になりますが、もうプレゼントは決まりましたか? まだ決まっていない? そんなあなたに、ぴったりの企画『父の日に楽器をプレゼントしよう!』をお届けします! 予算別に、オススメの品をピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
母の日に贈る花は、カーネーション。では、父の日に贈る花は? 「知らん」という人も少なくないのではないでしょうか……。母の日に比べてなぜかイマイチ影が薄い、父の日(正解は、バラです)。今年は、ぜひ父の日に感謝の気持ちを込めて、プレゼントを贈ってみてください。もしあなたのお父さんが“楽器をやる人”だったら、バラよりも喜ばれること間違いなしのプレゼントが、ここにあります!
スライド・ギターを弾くお父さん! かっこいいです! ただ、スライドをやるお父さんには、いろいろとこだわりがあるかもしれません。むしろオススメなのは、ギターは弾くがスライドはやっていない(あるいはやっているかどうか、わからない……)というお父さんに、プレゼントすること。父の日をきっかけにスライダーになるなんて、最高です(スライドは、歳をとってからがまたイイんですよ!)。
スライド・バーには、ガラス、金属、陶器などいろいろな素材の製品があり、それぞれに音も違いますが、ここは予算で決めちゃってOK! もしあなたのお父さんがお酒を飲む人なら、スライド・バーとバーボンをセットでプレゼントすれば、一生忘れられないプレゼントになること間違いなしです!
うちのお父さん、よくギターを弾きながら歌ってる──そんなお父さんには、カポタストをプレゼントするのもGoodです! なぜなら、カポは弾き語りの必需品であり、かつ、よく失くすからです(笑)。さらに、カポはどんどん高性能、高機能になってきており、新しいもの程ありがたい、嬉しいということもあります。
カポを選ぶ時には、「エレキ用」、「アコギ用」、「クラシック用」など用途が記載されていますから、その点だけ注意してください。「変則チューニング用」というのもありますが、お父さんにぴったりの「変則チューニング用」をセレクトするには事前にお父さんとの話し合いが必要になりますから、サプライズ感を大切にしたい人は「エレキ用」、「アコギ用」、「クラシック用」の中から選ぶのが良いでしょう。
家にたくさんギターやベースがある、という場合は、ギター・クロスが意外と喜ばれます。数が増えるとどうしてもギターのケアが雑になってしまいがちなので、ケア用品は嬉しいんですよ。ギター・クロスはかなり低価格のものもありますから、予算が少ない人にとっては贈る側にも嬉しいプレゼントです。もちろん、奮発できる人は、予算の範囲でお値段高めのクロスをプレゼントしてあげてください。高級クロスは、汚れ落ちが良い、高級ギターの表面を傷つけないなど、優れたものが多いですから、やはり喜ばれます。
ここでひとつ、クロスを選んだあなたに裏技を伝授します。クロスを贈った1ヶ月後(父の日の1ヶ月後──夏休みに入った頃ですね)、埃が落ちていないギターがあったら「これ、ちょうだい」と言ってみてください。かなりの確率でもらえるはずです(笑)。今回のプレゼントは、もらえるギターを見分けるための投資ってことでどうでしょう?
ブルース・ハープも、スライド・バーと並んでオヤジ心をとろけさせる鉄板プレゼントです。音楽好きで、これを息子や娘から贈られて喜ばないお父さんはいないでしょう。これもスライド・バーと同様に、お酒との抱き合わせプレゼントというのも非常に有効です。予算的にも、スライド・バーよりちょっと高い位のものから高級品まで幅広くありますから、お財布と相談して決めてください。
ただ、購入にあたって注意してほしいのが、キーの問題。ブルース・ハープは、どのキーのものを買うかで、演奏できる曲(のキー)が決まってくるんです。いろいろな考え方があるのですが、ややこしいことを抜きにして、ここでは「C」のキーのブルース・ハープをオススメしておきます。これはCのキー(ファースト・ポジション)、Gのキー(セカンド・ポジション)、Dm(サード・ポジション)などで使えます。詳しくは専門書を読んでいただきたいのですが、とにかくCのキーのハープをプレゼントして、お父さんの演奏が幼稚に聞こえたら「オヤジ、ハープはそのままでギターはGのブルースを弾いてみな」と言ってみましょう。その瞬間から家の中で、あなたとお父さんとの力関係が変わるはずです。
クリップ式チューナーも、もらって嬉しいプレゼントです。無いと非常に困るのに、なぜか肝心な時に無いものなので、ギターの数だけ欲しい、あるいはギターを弾く部屋の数だけ欲しい(リビングに1個、書斎に1個、など)と考えているお父さんもいるはず。チューナーは、ギター以外に、ベースやウクレレ、管楽器などにも使えますから、ギタリストではないお父さんへのプレゼントにも最適です。
お父さんに少しでも良いチューナーをあげたいという健気なあなたは、3,000円以上を目安に選ぶと良いでしょう。もちろん、3,000円以下でも十分使える製品ばかりですから、予算の少ない人でも大丈夫です。モノによって機能や見やすさなどが違いますが、よくわからなければ「カラフルなものを贈る」でOK。お父さんのチューナーは、地味な色味のものが多いはず。一目であなたからのプレゼントだとわかる、カラフルなやつを贈っちゃいましょう。
この金額を、親父へのプレゼントで出せるか──そう思ったあなた、ちょっと待ってください。こう考えてみてはどうでしょう? 「自分のレコーディング用のケーブルを買って、普段は親父に貸しておく」。高級ケーブルが良いか悪いか好みの問題は別として、高級ケーブルの音を知っておくことはあなたの耳にもプラスになります。ここはひとつ、兄弟や姉妹でお金を出し合うなどの方法も考えながら、前向きに検討してみましょう。
楽器用ケーブルに1万円、2万円と出すのは勇気がいるものです。なにしろ、もっと安いケーブルはいくらでもあるし、結構良いエフェクターが買える値段ですから、なかなか自分では買えないというお父さんも多いはず。だからこそ、プレゼントとしてのパンチは強力です。例えば、子供から「Analysis Plus」のケーブルをもらった──これは間違いなく、記憶に残るプレゼントになりますよ。特にベーシストのお父さんには、高級ケーブルのプレゼントはオススメです。
うちのお父さんはドラマーです──そんなあなたには、ずばり、カホンです。この10年ほどですっかりお馴染みになったカホンですが、お小遣いがあればスネアやペダルを買ってしまうので持っていないというドラマーのお父さんも、まだまだ多いはず。これ1台あればストリートや公園での演奏、カフェやバーでの小規模ライブなど、活動の幅がぐーっと広がるので、きっと喜ばれます。
カホンも材質によってずいぶんサウンドが異なるようですが、ここは予算で決めてしまって良いでしょう。オススメは、本体は予算より3,000〜4,000円安めのモデルにして、DVD+教則本のセットを付けてプレゼントすること。カホンを買うほど予算がないという人には、シェイカーならかなり手頃なものもあります。予算の多い/少ないに関わらず、感謝の気持ちが伝わる一品が見つかると良いですね!
ギタリストにとってのウクレレは、なんとなく弾けそうな気がするし、爽やかな音色が心地良く、1本欲しいと思っているものの、買えるだけの金額が貯まるとついエフェクターを買ってしまい、買いそびれる──そんな存在ではないでしょうか。だからこそ、もらって嬉しいプレゼントだと思います。
この位の価格帯でのオススメのウクレレは、国産ブランドのモデルです。値段の割に作りが良く、ちゃんと楽器として使えます。別な選び方としては、“お父さんの好きなブランドのものを買う”のもアリです。グレッチ、フェンダー、アイバニーズなど、熱烈なファンが多いギター・メーカーのウクレレもありますから、それを贈るのも良いでしょう。
父の日の時期は、ちょうど梅雨の真っ最中。夏を先取りするウクレレのプレゼント、喜ばれますよー!
父の日のプレゼント選びも、いよいよ高価格帯に突入してきました。もうハッキリ言いましょう、ここからは父の日にかこつけた“自分へのご褒美”を探している、お父さん自身のための項目です(笑)。さすがにこの位の予算だとなんでも選び放題ですが、ここでのオススメはトラベル・ギター、ミニ・ギターです。この中でもアコースティック、エレクトリック、アンプ内蔵型といろいろありますので、例えば、キャンプや旅行など外に持ち出すならアコースティック、余興などでの演奏ならアンプ内蔵型など、用途によって選ぶのが吉です。
これらのカテゴリーから、あえてオススメの製品を挙げるなら、大定番のマーティン・バックパッカーなんていかがでしょうか? もし購入するという羨ましい人がいたら、ボディ形状がちょっと特殊なので忘れずにストラップも購入すると、どこでも楽に弾けますよ! 他にも面白そうなモデルがいろいろあるので、ぜひ自分に合ったモデルを探してみてください。
■父の日に贈りたい(買いたい!?)「トラベル・ギター/ミニ・ギター」を検索!
父の日のプレゼント、最終項はウクレレ・ベースです。アコースティック・バンドやウクレレ・アンサンブルに参加したいというベーシストのお父さんが自分へプレゼントするには最適な品。家族がウクレレを奏で、お父さんがウクレレ・ベースで屋台骨を支えるなんていうのも素敵だと思います。
ウクレレ・ベースは小型ボディの特性上、完全に生の状態ではアンサンブルの中でローが足りなくなるのでしょう、いわゆるエレアコ・タイプが主流です。ここでの予算限度額の5万円に近いところでは、エレクトリック・ベースに近いソリッド・モデルもありますし、もう少し価格を抑えたところでぱっと見は少し大きなウクレレといったモデルもあります。予算に応じて、お好みのモデルをどうぞ。とにかく楽器自体に重量があり運搬が大変なベーシストにとって、このお手軽感は魅力的なはずです。どんどん外に連れ出して、低音ライフを楽しんじゃってください!
■父の日に贈りたい(買いたい!?)「ウクレレ・ベース」を検索!
今回の企画、『父の日に楽器をプレゼントしよう!』はいかがでしたか? お父さんがどんな音楽が好きかは知っていても、今どんな楽器が欲しいのかは知らないという人も大勢いるのではないでしょうか。一方ではお父さんも、あなたが好きな音楽について、あまりわかっていないということもありそうです。父の日をきっかけに、家族で好きな音楽や楽器について語り合ってみてはいかがでしょうか。