AQUBE MUSIC PRODUCTS
- 2024/11/16
BOSS / BB-1X Bass Driver
NAMM 2015にて発表された全ベーシスト注目のデバイス。プリアンプのような基本の音作りからソロ向けの過激な歪み、さらにD.I.機能まで、1台で実現できる理想のエフェクター「BB-1X Bass Driver」がボスより登場。本機はベース本体やアンプのキャラクターを損なわず、音の芯をしっかりキープ。演奏のニュアンスを的確に捉え、ナチュラルでありながら太く芯のあるサウンドを作ることができる。従来のベース用ペダルは、太くパンチのあるサウンドを作るために周波数レンジが狭くなり、結果として不自然な音色になりがち。クリアで解像度が高い歪みサウンドを作ろうとするとロー・エンドが削られ、歪みが深くなるに従ってダイナミック・レスポンスが失われ、表現力に乏しいサウンドになってしまう。しかし本機は、独自の最新テクノロジーMDP(Multi-Dimensional Processing)により、多角的にベース信号を解析、楽器や機材の個性、プレイ・スタイル、フレージング、ニュアンス等を反映した膨大な処理を行う。これにより、自然な高精細ドライブ・サウンドとソリッドなロー・エンドを両立し、ベーシストの繊細な演奏ニュアンスにも忠実に反応する。
さらに、図太くパンチのある音の芯をサウンドの核としながら、洗練された幅広い音作りが可能。驚異的な音色コントロール幅を誇る「HIGH」「LOW」ツマミと、ダイレクト音とエフェクト音を直感的にブレンドできる「BLEND」ツマミを組み合わせることで、シンプルなノブ構成にもか関わらず、幅広いレンジの音色調整ができる。広い音域の多弦ベースにも十分に対応し、ピック弾き/スラップなどベーシストが意図したニュアンスに忠実に追従するレスポンスの良さも魅力だ。
また、一般的なステージ・セッティングではベース信号はD.I.ボックスを使用して2つの出力に分割されるが、BB-1Xはベース・アンプ用のOUTPUT端子と、PAやレコーダーに直接バランス接続が可能なLINE OUT端子を搭載! しかも、ボスは数多くのベーシストやPAエンジニアと協力して、両者にとって最適な新しいラインアウト・サウンドを研究。ライン出力用にカスタム・チューニングされたそのサウンドは、ベーシストが作るサウンドを忠実にオーディエンスに届けることができる。なお、コンパクト・シリーズ初となるメタリック・ブルーの塗装や、Xシリーズの特別仕様である金属パネルとツマミ、そしてボスのコンパクト・ペダル1号機などに採用されたビンテージ感のある「銀ネジ」など、プレミアムなルックスも本機ならでは。最新技術をふんだんに取り入れ、ベース本来、そしてプレイヤーの持つ魅力を最大限に引き出してくれる、ベーシストの定番となり得るBB-1X Bass Driver。市場予想価格は16,000円(税別)。全ベーシスト必見のアイテムと言える本機の魅力を、実際に手に取って体感してほしい。
価格:オープン