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- 2024/11/16
中古&ビンテージ・エレキギター/5万円以下
“エレキギターを始めたいけど予算があまりない”、“2本目のギターに、今持っているのと違うタイプが欲しい”、“不動のメイン・ギターはあるが、遊べるギターが欲しい”──こんなニーズにぴったりなのが、5万円以下の中古&ビンテージ・エレキギター。リーズナブルな予算の範囲内に、実は“使える”ギターがたくさんあるのです! ただし、それを選ぶにはちょっとした目利きが必要。そこで今回、5万円以下のエレキギター選びのポイントを、カテゴリー別に紹介しちゃいます!
※“ビンテージ”の定義には諸説があり、確たる定義は存在しないのが実情です。ここでは、5万円以下のギターであっても年式等から楽器店がビンテージと判断しているものについては、そのままビンテージとして掲載させていただきますので、ご了承ください。
さあ、それではデジマート流・5万円以下の使えるエレキギター探し、スタートです! まずは「エレキギター」の中から好きなタイプを選んで、「中古」、「ビンテージ」、「購入可能」、「デジマート決済」の各ボックスにチェックを入れ、「価格上限」を5万円に設定したら、「この条件で検索」をクリック! ここから全てが始まります!
(もっと細かい条件を指定したい人は「詳細条件を指定する」から、仕様を特定していってください)
■5万円以下の中古&ビンテージ・エレキギターを探す
最もポピュラーなエレキギターのスタイル、ストラトキャスター・タイプ。それだけに中古市場に出回る数も多く、いろいろと選ぶ楽しみもあります。
この価格帯のお勧めは、フェンダー・ジャパン/フェンダー・メキシコの中古と、70~80年代の国産ストラト・タイプ。もちろんフェンダーの高価なモデルとは明らかに“違う音”ですが、それが必ずしも“悪い音”とは言い切れません。違った個性として十分に楽しめますし、ピックアップ交換やブリッジ周りの交換・調整で大化けすることも! “改造用に1本”というのもアリですよ。
■5万円以下の中古&ビンテージ・ストラトキャスター・タイプを探す
こちらもお勧めは、フェンダー・ジャパン/フェンダー・メキシコの中古と、70~80年代の国産テレ・タイプ。ただしストラト・タイプに比べるとグッとタマ数が減りますから、争奪戦は必至! こまめなチェックが必要です。
穴狙いでは、ハムバッカー搭載のカスタム・タイプ、デラックス・タイプもお勧めです。テレ・ユーザーの2本目以降のテレとしては、変化球になりますからアリ!です。
注意点としては、フレットの減り。ストラト・タイプもテレ・タイプも、比較的修理がしやすいギターではありますが、フレット交換となると購入費以上にリペア代がかかる場合がありますので要注意です。
■5万円以下の中古&ビンテージ・テレキャスター・タイプを探す
こちらもかなりポピュラーなエレキギターのスタイルなのでそれなりのタマ数はありますが、実は5万円以下で選ぶのは難しいカテゴリーでもあります。構造上、低価格で良いものを作るのが難しいためですが、それでも探せば“使えるギター”はあります!
初級~中級の方にお勧めしたいのはズバリ、エピフォン、エドワーズの比較的近年のもの。数が多く好みのものを選びやすいのと、作りやサウンドが安定しており、レス・ポール・タイプの醍醐味を味わえます。
上級者は、70~80年代の国産物を探してみると、まれに当たりに出くわします。ただし、いわゆるジャパン・ビンテージとして評価が高いレス・ポール・タイプはもっと上の価格帯で、このクラスでは巷の高い評価とマッチしないものも存在しますので、ある程度目が利く上級者の方がトライすべきです。
あとは大穴として、70年代のボルト・ジョイント、中空構造のレス・ポール・モドキのギター。本来のレス・ポールとは全くかけ離れますが、低域がいい具合に削れて、カッティング等にかなりいい味を出します。
■5万円以下の中古&ビンテージ・レス・ポール・タイプを探す
エレキギターを2本、3本と買うと、どこかで欲しくなるのがセミアコ・タイプ。しかし5万円以下の価格帯では極端にタマ数が少なく、良い出物があれば一瞬で消えると思ってください。このタイプが欲しい方は、日々チェックを!
低価格セミアコにも力を入れているエピフォン、アイバニーズの中古は出やすいので、状態が良いものを選びやすいでしょう。初級~中級者が持つ初めてのセミアコとしては、十分楽しめるはずです。
上級者やベテラン・ギタリストがこのクラスで納得できる“使えるギター”を探すのは、かなり難しいです。ズバリ、お勧めは80年前後の国産廉価版セミアコ。値段の割にとにかく作りがしっかりしているので使いやすいですが、ちょっと音が固めなので、これを柔らかく鳴らすにはやはり上級者の経験が必要です。
■5万円以下の中古&ビンテージ・セミアコタイプを探す
大人の雰囲気がたまらない、フルアコ・タイプ。これも何本かギターを買うと欲しくなりますが、5万円以下の価格帯ではセミアコ以上に本数が限られてきます。
ここでも低価格フルアコの製造に取り組んでいるエピフォン、アイバニーズの製品であれば、比較的数が多いので、状態が良いものを選びやすいと思います。やはり音は固めですが、作りは頑丈ですし、フラット弦を張ればジャジーな雰囲気も十分楽しめます。
購入にあたっての注意点としては、トラスロッドの状態です。どうしても太い弦を張ることの多いタイプなので、店頭では良い状態でも、購入して環境が変わった時にネックが動く可能性があります。その時にトラスロッドが利かないと辛いので、ご注意を!
■5万円以下の中古&ビンテージ・フルアコ・タイプを探す
軽くて取り回しがよく、手軽にハムバッカー・サウンドを楽しめるので人気のSGタイプ。5万円以下のSG・タイプは、初心者のファースト・ギターとしても、中級~上級者の“ハムバッカーのサブ・ギター”としてもお勧めできます。
比較的数が多いエピフォンからお好みで選ぶのもよし、古いバーニーやグレコからメイド・イン・ジャパンを選ぶもよし。そしてこのタイプでは、憧れのギブソンがこの価格帯から出回ることがあります!
全体の本数が多くない割には、選択肢が多いこのタイプ。お気に入りの1本に出会えるといいですね!
■5万円以下の中古&ビンテージ・SGタイプを探す
大人気のジャズマスター・タイプ/ジャガー・タイプは中古市場でも常に品薄です。特に5万円以下の価格帯では、モノがほとんどありません。ここでの注意点は、「欲しい個体を見つけたら、即買う!」。これに尽きます。決済ボタンが付いているものは、その場でポチリ。……便利な時代になりました。
■5万円以下の中古&ビンテージ・ジャズマスター・タイプを探す
ちょっと小型で扱いやすく、軽快なサウンドが人気のムスタング・タイプ。特にここ日本ではCharさんの人気や、けいおんの人気も手伝って、初心者からベテランまで広く好まれる機種になっています。
この価格帯で買えるムスタング・タイプを製造しているブランドは限られていますので、最も流通量が多いフェンダー・ジャパン中心の選択になるはずです。ただしこのモデルは様々なカラーがラインナップされているのが嬉しいところ。
お財布事情と好みのカラーで選んでいくのが良いでしょう。もし余裕があれば、色違いで何本かコレクションするのも楽しそうです。
■5万円以下の中古&ビンテージ・ムスタング・タイプを探す
変型ギターの中では比較的ポピュラーな3タイプですが、中古市場、しかも5万円以下となると、かなりタマ数が限られてきます。変型ギターといっても、VならV、エクスプローラーならエクスプローラーの中に、オーソドックスなタイプとモダンなタイプが混在していますので、どちらが好みかを考えて、あとはもう本数が限られますから迷わずポチリです。
注意点は他のギターと同様ですが、フレットの残りとトラスロッドには気を付けてください。購入後は、この価格ですから思う存分ライブで振り回してあげると、ギターも喜びます。
■5万円以下の中古&ビンテージ・Vタイプを探す
■5万円以下の中古&ビンテージ・エクスプローラー・タイプを探す
■5万円以下の中古&ビンテージ・ファイヤーバード・タイプを探す
ここでは便宜上【その他】でひとくくりにしていますが、デジマートの検索カテゴリーでは「ミニ/アンプ内蔵」、「ヘッドレス」、「変形」、「その他」がこれになります。
これらを合わせると、結構な数があるので、面白いギターが見つかるかもしれません。それに、各社が力を入れて開発したオリジナル・ギター等もこのカテゴリーに入ってくるので、実は“使えるギター”が多いところでもあります。
ビザール・ギターもこのカテゴリーで見つけることができます。ビザール・ギターを本気で“使える”状態に直すには、購入価格以上の金額がかかるのが普通ですので、そこはスライド用などに割り切って購入するのが良いでしょう。
■5万円以下の中古&ビンテージ・ミニ/アンプ内蔵タイプを探す
■5万円以下の中古&ビンテージ・ヘッドレス・タイプを探す
■5万円以下の中古&ビンテージ・変形タイプを探す
■5万円以下の中古&ビンテージ・その他のタイプを探す
中古&ビンテージのギターは、少なくとも一度は人手に渡ったギターですから、傷や汚れがあるのは、ある程度仕方がないことです。また、本当に“使える状態”(ピッチが合い、音つまり等がなく、ネックの状態等も弾きやすく調整された状態)になっているかどうかは、購入してみないとわからないこともあります。
特に中古で5万円以下の低価格帯は、前オーナーがコレクションではなく実際に使用していた個体が多いはずですから、状態に関して過度の期待はしない方が賢明でしょう。ただし本文中でも触れましたが、フレットやトラスロッド等、購入後の調整が難しい(あるいは高価になる)部分にはよく注意してください。
この価格帯では、“使えないギター”もある一方で、ありえない程良い音がするお宝ギターが混じっていることがあるのも事実です。こまめにチェックしながら、お宝探しを楽しんでください!