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- 2024/11/16
Fender / Vibrolux Reverb
人気のフェンダー・アンプ「68 Custom」シリーズに「Vibrolux Reverb」が追加された。1968年のフェンダー・アンプと言えば、やはり「シルバー・フェイス」コントロール・パネルが徐々に採用されてきた時期という印象が強いが、同シリーズではそのデザインも踏襲されたものとなっているのが特徴だ。
ここに紹介する「Vibrolux Reverb」は、同社Twin ReverbとDeluxe Reverbの中間的な立ち位置を目指して1964年に製造が開始されたもの。35W出力、2つの10インチ・スピーカー(セレッションのTEN30を2基)を搭載するなど、当時に近い仕様を守りつつ、入出力には「Custom」チャンネルと、「Vintage」チャンネルの2つを用意するなど、オールド/モダン双方のサウンド・メイキングに対応できるようになっている。エフェクトにはリバーブとビブラートが組み込まれており、両チャンネルでの使用が可能だ。
シルバー・フェイス期のフェンダー・アンプはもともとクリーン・トーンを押し出した澄んだサウンドが持ち味になっており、シャープなリズムを刻みやすいなどのメリットがある。現代の音楽とは非常に相性が良いと思うので、興味のある人はぜひチェックしてみていただきたい。
価格:¥210,000 (税別)