フランスのハンドメイド・エフェクター・ブランド“バッファロー・エフェクツ”のEvolutionは、90年代初頭に作られたピート・コーニッシュ「G-2」を基に作られた歪み系エフェクター。G-2は70年代製ビッグマフを発展させたユニークなディストーション・サウンドが魅力で、Evolutionはこの90年代初頭のサウンド・キャラクターを維持しながらビッグマフの回路を再構築。軽いドライブからブリティッシュ・チューブアンプ・スタイルのディストーションまで幅広いゲイン・レンジを持ち、バンドアンサンブルで音が前に出るよう適切なローエンドとミッドレンジのバランスを実現。コンデンサーはシリコンとゲルマニウムをブレンドすることで、極上のダイナミクスとタッチを再現している。特にクランチ・サウンドのアンプとの相性は抜群だ。

　また、ドライブ／トーン／ボリュームに加えコンツァー・コントロールを搭載し、ミッド・レンジの設定が可能。このコンツァー・コントロールにより、G-2よりもフラットなセッティングが可能となっている。ウルトラ・ブライトLEDやエフェクト・ボードに組み込む際に便利なサイドマウント・ジャックとトップマウントDCジャックなど、機能性にも優れている。

　なお、本機はトゥルーバイパス仕様で、センター・マイナスのDC 9Vアダプターまたは9V電池で駆動。