凛として時雨のドラマー、ピエール中野のシグネチャー・スネアが全世界55台（日本国内市場には50台）の限定生産にて登場。2011年に発売された第1弾モデル「NP1465」はブラス・シェルだったが、今回の第2弾モデルは、“レコーディングでの使用”を念頭に、サウンドはもちろんルックスも含め、細部にまで本人のこだわりが盛り込まれている。シェルは8ミリ厚の単板メイプルで、サイズはスタンダードな14”×5.5”。シェル内面のエッジ部分にサウンド・フォーカス・リングを装着し、単板メイプルならではの明るく芯のある鳴りが特徴だ。また、打面ヘッドにレモ社のスエード・エボニーを採用することで、丸みを帯びながらも繊細でレスポンスの良いサウンドを獲得。レコーディング時のマイク乗りの良さを実現している。そして、シェル外面と内面、さらにレインフォース・プレートに至るまで、手作業によるオイル・フィニッシュが施されている。

　以下、アーティスト本人によるコメント。

第1弾のブラスは強烈な存在感と繊細さを兼ね備えた幅広くオールマイティに対応できるライブ仕様。第2弾は【レコーディングに特化したスネア】をテーマに開発。メイプル単板ならではの突き抜けたサウンドは、どんな現場でも通用する貴重な一台として活躍してくれる。木胴単板は鳴らすほどよく育つ。その喜びを共有したい。

ピエール中野（凛として時雨）