商品の説明

※ご来訪の際には、当日でも結構ですので事前にお知らせください（予約制にさせていただいております）。
　なお、当事業所は店舗ではないこと(住宅街の木造一軒家）、また店主ひとりで小売販売以外の様々な業務も行なっていることなどの理由から、ご来訪は当日または直近にご購入を検討されている方に限らせていただきます。
　申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです


サウンド・クォリティの高さに定評のある、'70年代後期～'80年代前半製のトーカイ製エレクトリック・ベース。

当モデルは、1970年代中期頃製のプレシジョン・ベースをモチーフとして設計／製作された「ハード・パンチャー」／TPB-40。

低価格帯で発売されましたが、現在ではサウンド・クォリティの高さが評価されています。

実際、本機の「生鳴り」も素晴らしいです。

もちろん、アンプを通したサウンドも申し分ありません。


ただし、低価格帯モデルだったということで（当時定価￥40,000）、製造コスト的な制約で十分な調整を行なわれないまま出荷されています。

そのため、本来の実力を発揮させるためには、フル・セット・アップが必須です。

特にフレット調整を行なわないと、低い弦高には設定できません。


本機はヘッドの「Tokai」デカールがカッチリとした字体、（1982年頃まではクネクネした字体）、ネック・ジョイント・プレートに刻印されたシリアル・ナンバーが「106XXX」と６桁の比較的若い数字（'81年頃までのシリアル・ナンバーは７桁）などの特徴から、1984年頃に製造された個体と思われます。


ボディ・カラーはイエロー・サンバースト（カラー記号＝YS）と命名されたもの。
'70年代のフェンダーで採用されていた通称３トーン（カラー）サンバーストを再現したものです。

ただし、トーカイのYSは、中央部の黄色がオレンジ色っぽい傾向にあります。」

ポリエステル塗装ながら、非常に薄く仕上げられており、良い雰囲気です。


本機はボディの裏面を中心として、全体的に小傷や擦り傷などが見られますが、概ね綺麗な外観を保っていると言えます。


ボディ材は、木地の色合いや木目からアルダーと思われます。
（当時のカタログ・には「センまたはアルダー」と記載）


本機はピックアップやピックガード、ブリッジ、ペグなどの主要なパーツはもちろん、その他の細部のパーツに至るまでオリジナル（新品時のままの）状態を留めています。

ただし、新品時はフィンガー・レストは付属品として同梱されていましたが、それは過去のオーナーの意思で取り付けられています。

なお、オリジナルの弦高調整用ネジは長すぎるため（ブリッジ・ミュートをすると手にネジが当たる）、短めの適切な長さのものに交換してあります（オリジナルの弦高ネジも付属します）。


ネック状態が良好のため（ストレート）、かつ完全なセット・アップを行なっているため、現在1弦12フレット上で約1.5mmという、ベースでは極めて低い弦高でも、音詰まりやビビリなどなく快適に演奏できます。
（弦はダダリオ／EXL165を使用。）

トラスロッド・ナットの締め込みには余裕がありますので、今後の反りにも十分に対応可能です。

フレットもオリジナルですが、残り山は80％程度と思われますので、まだまだ交換は不要でしょう。


当モデルは1970年代のフェンダー／プレシジョン・ベースをモチーフとしているため、ネックはストリング・ナット部で約41～２㎜。
グリップは、やや肉厚のあるガッシリとしたタイプです。


ピックアップやポット／コンデンサ／ジャックといった電気パーツもオリジナルです。
それらはすべて正常に動作します。

ポットやジャックにガリ・ノイズなどもありません。


入荷時に徹底的な清掃・点検・調整を行なっておりますので、気持ちよくご使用いただけます。

なお、当店ではすべての販売価格帯の中古品に完全点検／調整を施しています。
その具体的な内容は下記リンク先をご参照ください。
<a href="http://www.hgt.jp/bcs.htm"target="_blank">ヒストリーク ギターズの完全調整システム</a>


汎用のソフト・ケースが付属します。


通信販売のお手続きについての詳細は、下記「取扱店舗の商品ページを見る」をクリックしていただき、当店ホームページ内の「通信販売」（http://www.hgt.jp/mailorder.htm）をご覧ください


海外発送はできません。
（We do not ship our items outside Japan.）