商品の説明

2018年製のHofner Violin Bass、500／1 Vintage 62です。メッキのくすみや小傷、バインディング材の収縮による合わせ目隙間がありますが、以下画像でもわかる通り使用感は比較的少なく、中古品としては綺麗な外観を保っています。振動部については入荷時にフレットの浮き上がり、ハイ起きなどが見られましたが、今回の出品にあたってフレットすり合わせ等を行い新品に負けない弾き心地を確保しました。最近国内の流通数が少なくなっているようなのでお探しの方は是非この機会にご検討ください。

状態、仕様、メンテナンス内容等
●その名の通りのヴァイオリンのようなアコースティック構造は唯一無二。よく見ると小傷、擦過痕、メッキのくすみが見られますがちゃんと手入れをされていたようで製造からの経過年数の割にきれいだと思います。
●ボディ側面のバインディングの合わせ目に隙間があります。また、バインディングと木部の境界に段差が生じています。これらは 木材とバインディング材、塗膜の収縮差によって生じるものですが、今のところ大きな問題はないかと思います。
●本機のコントロールは非常に独特で「よくわからない」という方が多いかと思います。とりあえずはスイッチをこの画像のようにすると左側のフロントPUボリュームと右側のリアPUボリュームでシンプルに両者の混ぜ具合をコントロールする使い方がお勧めです。RYTHM SOLOのスイッチは切り替えると若干の音量変化。画像の状態からBASS ONのみON側にするとリアPUはキャンセルされ、フロントPUのみの出力は籠もったハイカット音になります。逆にTREBLE ONのみON側にするとフロントPUはキャンセル、リアPUのみの（若干のローカットの？）出力になります。両方をON側にするとミュートになります。
●トラスロッドは余裕があります。
●当店入荷時にフレットの浮き上がりやハイ起きなどが見られ音詰まりなどが生じる状態でしたが、フレットすり合わせ等の処置を行いこれをしっかり解消、現在は新品に負けない弾き心地を確保しています。勿論０フレットもしっかり補正・調整を加えています。フレットの処置に際して指板表面の仕上げおよびフレット両端の面取りもやり直ししているので手触りも良好。
●専用のハードケース、Hofnerロゴの入ったクロス、トラスロッド調整のためのパイプレンチ、皮ストラップとそれの取り付けに用いる交換ストラップピンが付属します。
●弦はHofnerのViolin Bass専用フレットワウンド弦が張られています。弦高は1弦12フレット2.7mm、4弦が3.2mmに調整。本機の場合、構造上ネック取り付け角度の個体差によって弦高を下げられる量に個体差が大きいのですが、今回出品の個体については現状で1弦側はこれ以上弦高を低くできません（現状でブリッジを下げ切った状態）。もっと低くしたい場合はブリッジ部の切削加工などの方法が考えられます。当店でもそういった追加修正は可能ですので必要に応じてご相談ください。

ご注意
当店はトラブル防止のため、転売目的の方、代理購入の方とのお取引を固くお断りしております。そういった目的の方は当店へのご注文、お問い合わせ等はご遠慮いただけますようお願い申し上げます。