商品の説明

美しい作り込み、華やかな鳴りのカスタムメイドバンジョーです。
OMEはバンジョー製作家のCharles Ogsbury氏が1961年アメリカ・コロラドにODEを創業しました。その後、会社はBALDWINに買収され、ナッシュビルに拠点が移りましたが、引き続きバンジョー制作を手掛けていました。
OMEはバンジョー製作家のCharles Ogsbury氏が1961年アメリカ・コロラドにODEを創業、その後、会社はBALDWINに買収され、ナッシュビルに拠点が移りましたが、引き続きバンジョー制作を手掛けていました。1971年Ogsbury氏が独立、再びコロラドに戻り、OMEとして製作を始めました。
現在もわずかな楽器を注文制作しており、世界各国のバンジョープレイヤーに評判の高い、老舗バンジョーブランドです。
現在、日本国内では、ほとんど流通がありませんが、今でも厳選された材、質の高いハードウェアを使い、一本一本、丁寧に時間をかけ生産されています。
今回の楽器は1970年代後期に制作されたと思われる、当時の最高峰モデルです。
華やかなホワイトパールインレイ、凝りに凝った彫金加工の金属パーツ、華やかなリバーブ感のある艶やかな鳴りが特徴です。
70年代当時に90万円以上のプライスが付いていた楽器で、現在の貨幣価値に換算するととんでもない高価な楽器でした。
ネック、リゾネイターはトラ目の美しいメイプル、指板、ヘッドプレイトはエンボニー、ホワイトパールで華やかなインレイが施されています。
金属部分はゴールドプレイトで、これでもかと言うほど、華やかな彫金細工が施されています。
塗装面は艶が渋いサテンフィニッシュで、ネックは綺麗ですが、リゾネイターにはウェザーチェックがかなり入っています。
金属部分はほぼサビが出ています。金属部分はクリーニングしましたが若干のメッキの曇り、褪せたもメッキの褪せも見当たらない綺麗な状態です。
ナット、フレットともにオリジナルのままで消耗は見られませんの、ほとんど使荒れず、大切に保管されていたものだと思います。
7、8、9、10フレットにクギ打ち済みです。
現在、オリジナルブリッジで1弦2.4ミリ程度の弦高で調整しました。
弾き易く、ハイポジションまでバランスが良いと思います。
REMO製コーティングヘッドで、かなりメリハリ感のある明るいトーンでいて自然なリバーブ感のある深みを感じさせるサウンドで鳴ります。
芯のしっかりとした太さががあり、艶やかな響きで、他の楽器とは別物の個性的なトーンで鳴ります。
ヘッドの種類、張りでも大きくサウンドは変わると思いますが、この華やかさはこの楽器ならではのサウンドで、高級感があります。
OMEバンジョーの構造で、フランジを外してオープンバックバンジョーとしても使えます。
ファイバータイプのヘッドでオープンバックとしてオールドタイミーな演奏でも面白いと思います。
かなり高価な楽器だったこともあり、国内で商品として出ることはほとんど無いと思われます。
これだけ希少な楽器でいて、ギブソンやステリングに比べて格安で入手出来るお買い得品です。
当時のハードケース付きです。