商品の説明

綺麗な状態の初年度貴重モデルです。
CF-100Eは1951年～58年まで生産されたモデルです。LG-2をベースにカッタウェイ、P-90ピックアップをマウントしたエレクトリックモデルで、J-160Eの3年以上も前に発売されていたことから、J-160Eのもとになったモデルと言われています。
J-160Eと違い、オール単板でXブレイシングのため、生音がしっかりとしてアコースティックサウンドのクオリティーが高いのが特長です。
生産数量は少なく、この51年には241本、8年間トータルでも1257本しか生産されていません。
今回の楽器は、ヘッドロゴがホワイトパール、ヘッドにクラウンインレイ付き、ロングスロットブリッジでテーパーヘッドの1951年最初期の仕様になります。
初期スペックのスキャロップブレイシングで、低音の鳴りに厚みがあります。
ジャクソンブラウンの愛器として有名ですが、日本でも坂崎幸之助さんや故かまやつひろし氏、赤い鳥の山本潤子さんとかが演奏されています。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダのロングスロットブリッジです。
ペグはクルーソン3連オリジナルで、トルクムラはありますがチューニングは問題ありません。
ピックアップはオリジナル、ポットもオリジナルです。
オリジナル配線でアース処置はされていませんので、蛍光灯の下とかではノイズが出ます。
ブリッジプレイトに貼り付けタイプのピアゾピックアップがセットされていて、ステレオジャックで通常はP-90ピックアップ、ステレオアウトすることで、ピエゾと両方をアウト出来るようになっています。
ただ、古いピエゾピックアップはカシャカシャであまり音が良く無く、出力も低くプリアンプが必要です。貼り付けタイプですので、外しても特に跡も残らず楽器の価値に影響することはありません。
オリジナルナットで、フレットは当時のオリジナル風の細目のものでリフレットされています。擦り合わせ調整済み、サドル交換されていて弾き易くセット済みです。
ネックヒール横サイドにストラップピンが打ってあります。
トップ全体にウェザーチェックはあり、それなりに演奏傷があります。
サイド、バックは小キズは点在していますが比較的綺麗です。
ナット部幅42.7ミリ程度の気持ち太目のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて、まだ余裕があります。
弦高は12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.6ミリと弾き易いアクションにセットされています。
経年によって材が乾いて、枯れたビンテージサウンドで、かなりしっかりと鳴ります。
LG-2同様の芯のある、レスポンスの良い味のあるトーンです。
渋いこなれた感じの泥臭いニュアンスでいて、抜けの良い独特の響きはこの楽器の味でカッコ良いです。ピックアップ付きのため、アコースティックモデルよりはニュアンスが違いますがしっかりと生鳴りします。
カッタウェイでスモールボディーのサイズから創造する以上に鳴りますので、ストロークでも指弾きでも演奏スタイル問わず使えると思います。
古いP-90ピックアップのサウンドはクリーンでいて暖かみのある、伸びやかな感じで、アコースティック感もあるトーンです。
オリジナルのまま、アース処理されていませんので、ノイズがかなり出ます。アンプでの使用がメインの場合はアース処理をして、ニッケルワウンドの弦を使うほうが良いと思います。
古目のギブソンハードケースが付いています。

出張買取はじめました！お気軽にご相談ください！