商品の説明

メイプルボディーらしいエッジの効いたサスティーン、圧倒的なパワフルサウンドの70年代ビンテージです。しかもコンディションが綺麗でなかなか入手困難な稀少モデルでもあります。
この年代ならではの芯のしっかりとしたパワフルでタイトな鳴りの楽器です。
DOVEは1962年から制作されるモデルで、現在もラインナップされる人気モデルで、1960年発売のハミングバードの上位モデルに当たり、J-200と同じマテリアルのドレッドノートスタイルです。
初期のモデルはチューンOマチックブリッジを搭載した、かなり個性的なサウンドの楽器でした。
1969年には他のギブソンラインナップ同様にモデルチェンジして1970年からはダブルエックスブレイシングが採用された新しいモデルとなっています。
その当時は、それまでのサウンドから硬質なサウンドに変わって人気は下降してしまいましたが、現在では新しい楽器には無いパワフルでタイトなサスティーンサウンドが評価されて人気のビンテージとなっています。
この年代のビンテージは決して数は多く無く、探してもなかなかヒットしません。コンディションの良い実用的な楽器を入手出来る貴重なチャンスですね。
トップはスプルース、サイド、バックはメイプル、エボニー指板、エボニーブリッジです。ピックガードはオリジナルで、よく見るとわずかな崩壊の兆候が見られますが、半世紀以上経過してこの程度ですので、とうぶんそのままお使いいただけると思います。ただ、崩壊時にセルからガスが出て弦を錆びさせたり塗装の変色が出たりする可能性もわずかにあります。普段はケースから出して保管していたほうが安心だと思います。
ペグはオリジナルグローバーキーストーン形状ノブで動作はスムーズです。
ネックヒールにストラップピンが打ってあります。
ナット交換、サドル交換のうえネック調整済みで、フレットはオリジナルのままで消耗もほとんど気になりません。
サドル下にLR,BUGGSのVTCピックアップがセットされていて、ネックブロックに電池がセットしてあります。やや硬めのピエゾサウンドですがトーンコントロールがあることで、バランスの良いアコースティックサウンドでハウリングもほとんど無くステージで使えると思います。
やや黄色っぽく焼けていますが、ピカピカの綺麗な状態です。表面的な演奏キズや光の当たる角度でウェザーチェックも見られるとは言え、大変コンディションが良いと思います。
ナット部幅42.6ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.4ミリでかなり低目にセットしています。
サドルの高さにはかなり余裕があります。
低いアクションながら馬力のあるパワフルな鳴りで、荒い雑な感じではありますがサスティーンの効いたハードサウンドで爆鳴りします。
繊細なフィンガーピッキングでは、粒立ちが綺麗でメリハリ感のあるトーンです。ボーカルのバッキングとかにも良い感じだと思います。
1970年代当時のオリジナルハードケース付きで、これも大変貴重品です。