商品の説明

1995年製のJ-200 ANが入荷しました。17インチジャンボボディーのJ-200は「キングオブフラットトップ」と呼ばれ、ギブソンアコースティックの中でも特にロック系のミュージシャンに人気の高いモデルです。
大柄でアメリカンなデザイン、嘗てはエルビスプレスリー、ジョージハリスン、ボブディラン、日本では忌野清志郎はじめ、多くのトップミュージシャンに愛用されてきた歴史があります。
ギブソン社は1987年、モンタナ州ボーズマンにアコースティック工場を創設、本格的に1950年代の往年のJ-200を復活させた、いわゆるリィーシュ（復刻）モデルです。
17インチジャンボボディーのトップはスプルース、サイド、バックは杢目の美しいフレイムメイプル、3ピースメイプルネックも見る角度によってフレイムが浮かびます。ローズウッド指板、ローズウッドのマスタッシュブリッジです。指板とブリッジに白蝶貝のインレイが施された、高級感のあるデザイン、ペグはクルーソンレプリカのゴールド、メッキ褪せも少なくスムーズに調弦できます。
新品時から約30年経過していますので、ボディートップやセルバインディングが適度に色ヤケしています。この年代のJ-200ではあまり見る事はないのですが、オリジナルピックガードのセルロイド材の経年劣化によって、ピックガード表面のヒビ割れと酸性ガスによって、ピックガード周辺が黒ずんでいます。将来的に崩壊が進行した場合は市販のJ-200用レプリカピックガードに交換が必要です。
光にかざしてみると経年による塗膜のチェッキングが少々、ボディー、ネックとも凹みをともなうアテキズはみられず、ピックガードの模様も綺麗に残っています。長年、大切に扱われてきた楽器と思います。
ナット幅：43.5mm、648mm（25.5インチスケール）です。やや平たい感じのネックグリップですが、厚みはそれほどなく、握りやすいと思います。
調整も行き届いており、オリジナルフレットの消耗もほとんどありません。
弦高は12フレット上で6弦：2.3mm、1弦：1.8mmと低めに弾きやすいアクションでセットしています。サドルの高さ、アジャストロッドの締めしろにも余裕あります。当面はメンテナンスフリーでお使い頂けます。
大柄なボディーですが、メイプルボディーのエッジの効いた歯切れの良いサウンド、低音のサスティーンがバツグンです。フラットピックのストロークではレスポンスの良いパワフルな音で鳴ります。男らしいロックンロールやカントリーミュージックが似合うサウンドとルックス、市場でも根強い人気です。
2024年現在、1957 J-200ANの新品プライスは￥788.000(税込）となってます。
懐かしいカナダ製・ブラウンハードケース付きです。美しいメイプルボディーのJ-200をお探しの方にオススメです。