商品の説明

トップはオリジナル塗装の上からオーバースプレイしてあり、その際、クリアーだけでなくチェリーサンバーストも着色されていて、パッと見、新品のリイシューモデルと見まごうくらい綺麗なコンディションです。
トップブリッジ下にクラックリペアーがあり、その際に作業されたもののようです。
ピックガードはオリジナルを再利用されていて、サイド、バックはオリジナルのままですが、大変綺麗です。もともとかなり綺麗な楽器だったものと思われます。
1963年は、50年代から続く薄いラージガードの最終年に当たり、64年からは分厚いガードが塗装の上から貼るタイプにモデルチェンジします。
この年からサウンドホールロゼッタデザインは2重になっていますが、ほぼ50年代後期J-45に近いスペックで、音のニュアンスも野太いワイルドな箱鳴りと雑なトーンが大変カッコ良いです。
トップコートスプレイとクラックリペアーがありますが、このサウンドのこの年代としては大変お買い得なプライスも魅力です。ちなみに、オリジナルで綺麗な楽器は120万円から150万円ほどの価格が付いていますね。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、プラスティックブリッジ、セラミックアジャスタブルサドルです。
プラスティックブリッジの変形は少なめです。ボルトオンで接着されていませんので、多少の隙間は全くクオリティーには関係ありません。質量の軽いプラスティックブリッジならではのレスポンスの良い軽快感が特徴です。
ペグはオリジナルクルーソン3連で4弦ノブポストがやや曲がっていて、全体にトルクが重めですが実用上の問題はありません。オリジナルナット、オリジナルフレットのまま調整されていて、高さも十分残っています。
ネックヒールキャップ部分にストラップピンが打ってあります。
エンドピンはストラップピンとお揃いのゴールドのものに変わっていますが穴加工とかはありません。
ヘッドバックシリアル番号の下に何かを付けた跡らしいキズがあります。
トップはオーバーコートされていてピカピカに綺麗です。ピックガードはオリジナルを再利用していますので、ウェザーチェックやキズが残っています。
サイド、バックは経年なりのウェザーチェックや使用感があるものの、この年代の楽器としては大変綺麗なコンディションです。
ナット部幅42ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと機能していて余裕があります。
12フレット上で6弦2.4ミリ、1弦1.6ミリ程度でセットしています。
アジャスタブルサドルは余裕がありますので、お好みの高さに簡単に調整出来ます。
現在はやや低目ですが、このアクションでもしっかりとと箱鳴りがあり、ダイナミックなレスポンスで鳴ります。
ハイポジションまで弾き易く、バランス良く演奏出来ます。
野太い低音の箱鳴り、粒立ちのハッキリとした硬質な高音で、雑な感じのワイルドサウンドです。
低音を強めに弾いたときの、お腹に響いてくるような空気の振動を感じられるトーンで、実際のボリューム以上に鳴っている感があります。
軽いピッキングでは軽快な抜けの良さがあり、ソロでブルースやロックっぽい演奏も良い感じです。
爆鳴りと言われますが、実際のボリューム以上に感覚に訴えてくるサウンドですよね。
オーバーコートの影響はそれほど感じさせない60年代初期スペックサウンドは魅力です。ピカピカに綺麗でお買い得プライスのお勧め品です。
汎用のハードケース付きです。

出張買取はじめました！お気軽にご相談ください！