商品の説明

D-45に匹敵する艶やかで芯のある、それでいて豊かな響きの1981年モデルです。
内部ブレイシングを若干削ってトーン調整されていて、オリジナルの艶やかなニュアンスはそのまま、より伸びやかで豊かなレスポンス感のあるサウンドとなっています。
45に比べてやや物足りなさを感じる41ですが、トーン調整により、レスポンス良く気持ち良く響いてきます。
オリジナルでは無く手が入っているため、かなり安い価格設定にしていますので、音重視のプレイヤーの方にはとってもお買い得なお勧め品です。
D-41は1969年にD-45のアバロンインレイバインディングを省略したお買い得モデルとして発売されました。
実際の材質や作り込みはD-45同様で、45の特徴である華やかで艶のある、それでいてタイト感のあるサウンドの楽器です。
今回の楽器は1981年製で、人気の高い1970年代のモデルとは、ペグがグローバー製からシャーラー製に変更になっただけで、基本的な作りは同じ楽器です。
人気の面ではグローバーペグのものが圧倒的に高いですが、クオリティーではほとんど変わりませんので、この年代のマーチンはお得感があります。
1980年代にはいると、時代がシンゼサイザーやエレキがメインになってきて、マーチンでも生産数量が少なくなってきます、そのぶん丁寧に作られていて80年代初期のマーチンは隠れた名器と言う人もいるくらいですね。
トップはスプルース、サイド、バックはローズウッド、エボニー指板、エボニーブリッジです。
ソリッドアバロンによるロゴインレイ、ポジションマーク、バインディングで綺麗な仕上がりです。
ピックガードはオリジナルのものを部分的に再接着しています。1弦下部に線が見えますが内部までクラックは達していません。
ペグはロゴ刻印のシャーラー製で動作はスムーズです。
オリジナルナットのままでリフレット調整済み、サドル交換済みです。
ブリッジはわずかに高さを削ってサドルの高さを確保してあり、テンション感がしっかりとあります。
渋く焼けて黄色から茶色っぽく焼けていて、表面的な小キズは点在しています。
とは言え、大切に使われてきたらしく、綺麗な状態です。
ナット部幅42.6ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.6ミリくらいでセットしています。かなり低目でハイポジションまで弾き易くバランスの良いセッティングです。
低音側はもう気持ち高くするとよりパワフル感が出ると思いますので、強めのタッチでガンガン弾かれる方には再調整出来ます。
41らしい華やかな感じですが、枯れたこなれ感があり、軽快なっメリハリ感があります。
中低音もトーン調整のためたレスポンスが良く、明るい感じのサウンドで鳴りが豊かです。
粒立ちの綺麗な美しい繊細なトーンから強めのパワフルなレスポンスまで、表情豊かで音の良い楽器です。
1990年代のマーチン純正ハードケース付きです。