商品の説明

メイプルボディー、アーチバック構造、個性的なサウンドが特徴の77年モデルです。
ジャリーンとハードでパワフルな箱鳴り、切れの良いトーンで、強めのピッキングで鳴るサウンドがカッコ良いです。
資料によるとG-37は1972年に発売され1976年まで制作されたモデルで、77年にはモデルチェンジしています。
今回の楽器はモデルチェンジされた直後のもので、ヘッドデザインが上位機種と同様のチェスターフィールドインレイに変更され、ネックはメイプル材になっています。
楽器自体の重量も重く、芯のしっかりとした切れの良いサウンドに仕上がっています。
トップはスプルース、サイド、バックはメイプルでアーチバック構造です。指板はローズウッド、ローズウッドブリッジです。
ペグはシャーラー製ゴールドに交換済みで、動作はスムーズです。
オリジナルナット、フレットは新しくリフレット済み、サドル交換調整してあり、弾き易いバランスでセッティングしています。
ピックガードはオリジナルで、剥がれや周辺のクラックはありません。
当時のバーカスベリー社のピックアップがセットしてあります。パッシブで出力は弱め、音もそれなりですがステージや録音でも使えるレベルではあります。もっと良い音でステージとかで使うには新しくピックアップを乗せ換えたほうが良いです。
渋く飴色に焼けてウェザーチェックがかなり入っています。1弦下部分にピックキズは目立ちます。ネックバックも演奏で塗装が変色した箇所があります。
とは言え、1970年代の楽器としてはかなり綺麗な状態です。
サウンドホール周りに若干のピックキズがありますが、全体に新品時の雰囲気が残る大変綺麗な状態です。
ナット部幅42ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと機能していて余裕があります。
ネック状態は真っ直ぐに調整しています。
12フレット上で6弦2.1ミリ、1弦1.1ミリ程度で、かなり低くセットしていて、ハイポジションまでスムーズでバランスの良いプレイヤビリティーです。
テンションが硬めなギルドですが、大変弾き易いと思います。
もう少し高いセットのほうがよりパワフルに鳴ると思いますので、ご希望があればセットアップします。
ジャキジャキ切れの良い華やかなトーン、低音側はタイトでしっかり感のある鳴りで、特に強めにストロークしたときの音がパワフルです。
軽いタッチでは粒立ちが綺麗でメリハリ感があり、アーチバック構造ですので、弾いている本人よりも前で聞く音がけっこうしっかりと鳴っています。
個性的なサウンド、ブロンドのメイプルボディーともに、他の楽器には無い魅力のビンテージです。
古い当時のオリジナルハードケース付きです。

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