商品の説明

ジャキジャキ荒っぽいトーン、豊かなレスポンスの爆鳴りサウンドがカッコ良い61年ビンテージの極上コンディションです。
J-50は1942年のJ-45のナチュラルブロンドカラ－の色違いモデルとして発売、色以外はJ-45と同スペックです。
ワイルドで大味、それでいて泥臭い鳴りが人気で、J-45同様、数々のアーチストの手で名曲を演奏されてきました。
今回の1961年モデルは、基本的なスペックは50年代後期ラージガードと同じで、歴代のモデルの中でも大味でいて雑な感じのパワフルな鳴りが特徴です。
50年代後期との違いは、ネックの幅は同じながら、グリップがわずかに薄く制作されています。エレキメインで演奏される方や、手が小さ目な方でしたら、むしろ50年代後期よりも弾き易いかも知れません。
かなり綺麗なオリジナルコンディションで、当時のオリジナルワニ柄ソフトシェルケースもそのまま残った貴重な楽器です。
トップはスプルース、サイド、バックはマホガニー、ハカランダ指板、ハカランダブリッジ、ツルツル仕上げのオリジナルセラミックサドルです。
ペグは1ラインクルーソンデラックスで、オリジナルです。動作も問題ありませんが、3弦のノブポストが若干曲がっています。
ナット、フレットともにオリジナルでほとんど消耗はありません。
渋く焼けて飴色になっていますが、キズはわずかで、大変綺麗な極上コンディションです。
サイド部にケースの金具に擦れたらしいキズが目立ちます。ピックガード1弦下にヘアラインクラックの跡があり内部から割れ止め補修がされています。見た目にはほとんど目立たず、全体には驚くほど綺麗な楽器です。
ストラップピンも打って無くて、もちろんジャック加工歴とかもありません。
ナット部幅42.4ミリ程度のレギュラーグリップで、ハイポジションまで薄めのネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があり、真っ直ぐに調整済みです。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.8ミリ程度でセットしています。
ギブソンスケールですので、大変弾き易いアクションでいて、特にビレや音詰まりはありません。
ワイルドで大味な爆鳴りサウンドで、軽くピッキングしてもズドーンとおなかに響いてきます。弾いている部屋の空気がゆれるような錯覚があるくらいの圧倒的な音色です。
中高音はカシャカシャ感のある硬質でいて泥臭いパーカッシブな感じです。
ロックっぽい雑な感じでいて、気持ち良いサウンドの楽器です。
あまり弾かれていない感じの楽器ながら、60年以上経過していて、枯れたこなれ感があり、音の良い楽器です。
発売当時の紙製ワニ柄のオリジナルソフトシェルケースが付いています。実用的には厳しいケースですが、ちゃんと残っているだけでも価値がありますね。