商品の説明

2017年製のSJ-200 KOA CUSTOMです。SJ-200は1938年のスーパージャンボから始まりました。ギブソンのキングオブフラットトップギターとして85年以上の歴史がある根強い人気モデルです。
いかにもアメリカンな大柄でワイルドなルックス、嘗てはエルビス・プレスリー、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、忌野清志郎氏など、名だたるトップミュージシャン達に愛用されてきました。
このモデルはギブソンカスタムショップの企画により、2017年に世界限定20本のみ製作され、ギブソン・ジャパンによって正規輸入された入手困難かつ大変貴重なリミテッドエディションです。
SJ-200もJ-200もスプルース+メイプルボディーが主流ですが、このモデルのサイドバック材には大変、美しいソリッド・ハワイアンコアウッドを採用、見る角度によって杢が浮かびあがる美しいフレイムがビッシリと入った厳選されたコアウッド材です。ボディーバックの中央部分にはいわゆる「サップ（白太・辺材）」があり、よりインパクト強いルックスが目を惹きます。
ネック材も3ピースのフレイム・メイプル、ヘッドバックにカスタムショップのデカールロゴがあります。
2000年頃、レンファーガソン氏がギブソンカスタムショップのマスタービルダーとして在籍していた頃、「ART OF GUITAR」と称した美しいインレイワークを施したスペシャル仕様のカスタムを10機種ほど製作していました。
今回のモデルはその頃、発売された「J-200 ELITE CUSTOM」をモチーフに贅沢にアバロンインレイを施したゴージャスな仕様となっています。
ヘッドトップのスクリプトロゴ、クラウンインレイともにアバロン、指板もアバロン・クラウンインレイ、ロゼッタリング、ボディートップのパーフリングもアバロン、マスタッシュブリッジインレイもアバロンです。ピックガード上のエッジングされたフラワー柄にもアバロンドットが施されています。
トラスロッドカバーに「LIMITED」と刻印され、グローバー製のゴールド・インペリアルペグが搭載されています。
工場出荷時にL.R BAGGS製の「ANTHEM」アクティブピックアップシステムが搭載されています。ELEMENTとTRU-MICの二つのピックアップをブレンド出力できる本格的なプロユースなピックアップシステムとして定評があります。サウンドホール内側にコントローラーがマウントされています。プラグインしても音ヤセを感じさせないリアルなサウンドが魅力です。
戦前ヴィンテージのSJ-200はピックガードのデザインに縁取りがあるのですが、この楽器の新品時は縁取りナシピックガードで出荷されていました。
出荷時から箱鳴りするようトップブレイシングはスキャロップされています。
新品時から7年ほど経っていますが、大切に扱われてきた楽器で、ボディー、ネックとも凹みをともなうアテキズはみられません。
光にかざすとピックガード近くにペン先ほどのポツキズが1ヵ所ありますが、言われないと気がつかないレベルです。ピックガードの絵柄も綺麗に残っています。ネックバック・指板面も綺麗です。フレットの消耗もほとんどみられず、年式からみて使用感を感じさせないニアミントコンディションです。ペグのゴールドのメッキ褪せもほとんどありません。
キッチリ調整されており、12フレット上の弦高は6弦：2.3㎜、１弦：1.6㎜、ベストなアクションで演奏性もバツグンです。
17インチジャンボボディーですが、見た目ほど大味なサウンドではなく、芯のあるエッジの利いたハワイアンコア独特のミッドレンジのレスポンスが心地良い鳴りです。ストロークプレーはもちろん、指弾きでのフィンガーピッキング、スラッキーギターチューニングでも楽しめるモデルです。
ハワイアンコアウッドは年々材料が枯渇してきており、ギターを製作できるほど大きな材はなおさら入手困難と言われています。
同じコアウッドのカスタムモデルを参照しますと、2024年新品・HUMMING BIRD KOA CUSTOMの市場価格は￥1.063.000と円安為替の影響で、年々価格が高騰しており、高嶺の花になりつつあります。
この楽器専用の高級ハードケース、サティフィケイトペーパー付きです。お探しの方にオススメの逸品です。

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