商品の説明

オールマホガニーボディーで、軽くシンプルな泥臭いトーンのビンテージです。
チョコレートブラウンと呼ばれる初期カラーが渋いです。
見た目かなりボロですが弾き込まれて枯れた鳴りはかなり良い感じです。
ギブソンラインナップでは廉価モデルでしたが、このモデルにしか出ない個性的なトーンが人気です。
LG-0は、LG-1の廉価モデルとして1958年から制作されているモデルで、シンプルなデザインと独特なサウンドで高い人気があります。
オールマホガニー、ラダーブレイシングの泥臭いサウンドで、あえてこの廉価モデルを愛用されるミュージシャンもいらっしゃいます。
今回の楽器は1965年モデルで、レギュラーグリップネック、17度角ヘッドの60年代初期スペックのLG-0です。
レギュラーネックのLG-0は後年のナローネックより弦間の幅があることから、ミストーンが出にくいのと、ネック質量があることから弦の鳴りがしっかりと伝わるため、フィンガーピッキングプレイヤーには人気です。
トップ、サイド、バックともにマホガニー、ハカランダ指板です。
ブリッジはオリジナルはプラスティック製で変形がかなりあり、トップから浮いていますが、内部からボルトで固定していますので、ブリッジが飛んだりのトラブルの心配はありません。
とりあえず実用的には問題無いものの、ピンが斜めになったりと、かなりラフです。プラスティックブリッジは変形が多いですので、将来的には交換も視野に入れても良いかも知れません。
ただ、プラスティックブリッジは質量が軽いため、ウッドブリッジには無いレスポンスの良さと軽快感があり、泥臭い鳴りで、これはこれで魅力があります。
見た目はともかく、これも当時の味だと思えば渋カッコ良いのでは？
ペグはクルーソンレプリカで動作は問題ありません。
ピックガードはオリジナルで特に大きな変形はありません。エンドピンもオリジナルのままです。
ナット交換、リフレット調整済みで弾き易くセットしています。
濃いブラウンの艶消しサテンフィニッシュですが、ウェザーチェックはバリバリ、小キズ、塗装チップ等あります。特にバックのベルトバックルキズはかなり広くあります。全体に綺麗ではありませんが、雰囲気は良い感じです。
ナット部幅42.8ミリ程度のレギュラーグリップネックです。
アジャストロッドはしっかりと効いていて余裕があります。
12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.6ミリ程度でセットしていて、弾き易いアクションです。低音側が低すぎるかも知れませんので、強いタッチでピッキングされるのでしたら、もう少し高くセットも出来ます。
このままでも、特にビレや音詰まりが気になることはありません。
カラッと乾いた、シンプルで暖かみのある軽快な鳴りです。
ボリュームはしっかりありますが、チープな感じの泥臭いトーンで、渋いブルースとか味のあるフレーズには、この楽器ならではの魅力があります。
汎用の古いハードケースが付いています。

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