商品の説明

ヴィンテージギブソンの中でも人気の高いL-00のハワイアンヴァージョンである HG-00は、ハワイアン ラップスティールギターのようにスライドバーでも使用することを想定して作られたモデルであります。
1937年に登場するも1942年に製造終了となり、わずか数年間のみ製造されていた希少モデル。
本器は1941年製サンバーストカラーのHG-00 ヴィンテージ品。

トップ：アディロンダック スプルース
サイド＆バック：マホガニー(Vシェイプ)
ネック：マホガニー
指板：ハカランダ
ブリッジ：ハカランダ
ペグ：クルーソン
その他：48.5mmナット幅、628mmスケール、ファイヤーストライプPG、ノンスキャロップドXブレーシング。

数年と僅かな期間のみ製作されたハワイアンギブソン。
L-00や他モデルに比べて48.5mmと幅広なナット幅に、太めのVシェイプのネックを持つ12Fジョイントの本器。本来スライドバーを使用して演奏することを目的にナットやサドル上で高めの弦高にセッティングされるハワイアンモデルですが、本器はスタンダードなプレイスタイルで使用可能な状態にセッティングされており、弦高は6弦 12F 3.0mm / 1弦2.0mm。サドル上にてオクターヴ補正されており、正確とは言えませんがピッチの面でも問題なくお使いいただけます。

何と言ってもサウンドが素晴らしく、12Fジョイントならではのボリューム感や音圧は驚くほどのサウンドを持ちます。トーンもまさにヴィンテージであり、レスポンスが早く、テンション感も適度に柔らかさを感じさせ、豊かなサウンドを奏でる個体であります。

ボディには数カ所のクラック補修痕や長年の使用による傷は多いものの、この年代のヴィンテージギブソンとしての風格を感じさせます。このネックの質量ということもあり、ネックコンディションも抜群で、トラスロッドの効きも良好で、ネック周りも安心です。ペグは現在もスムーズに機能し、飴色のボタンも味のあるルックスです。
一度お試しいただくとこのサウンドに気に入っていただけることでしょう。ぜひお試しください。
ケースはオリジナルではありませんが、ハードケースが付属します。詳細は東京店へお問い合わせください。

Year : 1941年
Top : Solid Adirondack Spruce
Side & Back : Solid Mahogany
Neck : Mahogany
Finger Board : Jacaranda
Bridge : Jacaranda
Bracing : X-Bracing (Non-Scalloped)
Back Construction : 2p
Neck Width At Nut : 48.5mm
Scale Length : 24-3/4"(約628.65mm)
Tuning Machine : Kluson
Rosette : Black & White
Pick Guard : Fire stripe pickguard
Case : w/HC
修理・改造履歴 : クラックリペア、他詳細はお問い合わせください。

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