商品の説明

世界のトップギタリスト達へとアンプ製作、カスタム、修理を行い、カスタムマーシャル系、ドライブアンプ系では知らない人はいない程に有名なFriedman Amplification。Eddie Van Halen、Steve Stevens、Richie Sambora、Jerry Cantrell、Jake E Lee、Billy Howerdel等々のアーティスト達に支持され続け、トッププロのツアーミュージシャンの世界では伝説的な存在となっております。そのオーナー・ビルダーであるDave Friedmanが数々の経験を元にした集大成として生まれた”BE”サーキットは、長年古き良き時代の英国のギタートーンそのものだと絶賛され、BE-100モデルは憧れの100Wブティックアンプとして他を寄せ付けません。そして、今回新しくデザインされたBE-100 Deluxeでは”BE”サーキットをさらに新しい次元へと進化させました。本物志向のプロギタープレイヤー達から高い賞賛を受けながら、ハンドワウンドかつ丁寧な製作にて極々少数のみ製作を続けます。

今回ご紹介させて頂くのは、そのBE-100モデルの進化バージョンとなるBE-100 Deluxe。こちらは国内に殆ど入荷しない本国117V仕様となるデイブ氏が求めたリアル・ブリティッシュサウンド。元プロギタリストが現場で愛用してきた通常の100V仕様とは一線を画す一台。更に目立った大きなダメージの無い極上ニアミントコンディション品になります。

まずそのスペックとして、ブラックトーレックスキャビに新デザインとなる”FRIEDMAN”パネルロゴ、100W、117V仕様の希少な本国仕様にて、EL34×4 & 12AX7×4のハイパワー＆ハイゲインモデル。世界中から高い評価を得る伝統のBE-100ブリティッシュサウンドを継承しつつも完全独立の3チャンネル仕様を始めとする、より幅広いサウンドメイキングと、よりセンシティブな音作りを可能とした内容となっております。まずオーバードライブチャンネルとなるBEとHBEについては、ハイゲインクランチ、クリアなサウンド、ニュアンスに定評があるBE-100モデルをベースとしながら、Deluxeモデルでは独立した2つのゲインとマスターを新たに搭載。PlexiチャンネルはSmallboxアンプのプレキシチャンネルにインスパイアされた全く新しいクリーンチャンネルとなり、その名の通り、Plexi期（1965年から1969年の間にMarshallアンプによく使われた、光沢のあるプレキシグラスのパネルに由来）のマーシャルを意識しながらも、ヴィンテージには足りない音域まで完全にカバーする極限まで広げたレンジを持ちます。また非常に使い勝手の良いマスターセクションを持ち、必要なコントロールを全て備えた3つのプリアンプを形にしただけではなく、それを最終的に出力するための完璧なパワーアンプを搭載。その驚くべきフレキシビリティーは、まずフロントパネルに搭載されている超高域の“PRESENCE”コントロール、超低域の”THUMP”コントロール、そして周波数とレスポンス感を切り替える3つのポジションスイッチを駆使する事によって、アンプの全体的なトーンキャラクターをセンシティブに調整することを可能とします。一番左の”SYSTEM VOL1”はこのシステム全体のマスターボリュームの役割を持ち、作り上げた好みのトーンを音痩せする事無く場面に合わせたボリュームにてアウトプットします。加えてデイブフリードマンが設計したクリアなエフェクトループのクオリティも凄まじく、エフェクトループのデメリットでもあった使用時にトーンが衰退してしまう点が見事に解消されており、エフェクトループを使用している事を忘れてしまう程に、この最高のトーンを損ねずにノンストレスにて使用を可能としております。スピーカーアウトは4Ω、8Ω、16Ω、センド＆リターンのエフェクトループを搭載。チャンネルは付属のフットスイッチでも切り替え可能となっております。（CLEAN⇔BOOST）

そしてその気になるサウンドですが、数あるドライブアンプの中でも完全に別格にて最高峰と言っても過言では無い、ハイクオリティかつ極上過ぎるドライブサウンドをアウトプットします。BE-100のモデル名通り、Brown Eye→ブラウンサウンド系となるEVHトーンをイメージして設計されておりますが、その元となる伝説の改造アンプJOSE Modified Marshallの流れを感じさせるトーンかつ、様々に移り変わるシビアな音楽シーンにも対応するヴィンテージには足りない音域まで完全にカバーする極限まで広げたレンジ、プレイヤーの理想とするトーンを容易に作り出すマスターセクション、そしてどのセッティングでも感じさせる高いクオリティを持ち、1970～1980年代のブリティッシュクランチ～ゲイン、現代のHR/HMのハイゲインサウンドまで幅広くカバーします。完結に言えば、ヴィンテージサウンドからモダンサウンドまでをしっかりと再現しながらも、ヴィンテージでは成しえない使い勝手の良さとクオリティを持った、チューブアンプとして一つの最終形と言っても良い素晴らしいモデルとなっております。
※こちら本国117V仕様にて、そのまま家庭用電源（100V）でもご使用頂けますが、100%のポテンシャルを引き出す為にも、是非ステップアップトランスをご使用頂いた上で、お使い頂ければ100V仕様には無い”本物のサウンド”をご堪能頂けるかと思います。

最後に状態としては、5年前の製作品ながら非常に良好なコンディションで、かなりシビアに見渡せば正面下部に7mm×3mm程度の軽微なトーレックス破れ（接着すれば気付かないレベル）、細かなスレ程度こそ見受けられますが、その他トーレックスの状態や金属パーツの状態、ゴム足や取っ手部に至るまで非常にキレイな状態でプロギタリスト放出品というだけあって、丁寧な取り扱いをされてきた事が伺えます。年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい極上美品となっております。もちろん電装関係の不具合もなく、電源ケーブル、フットスイッチもしっかりと付属しており、即現場で活躍してくれる一台です。

新品価格はオープンプライスにて、国内実勢新品価格は75～85万円、スピーカーセットとなると3桁超えとなる高級ブティックアンプ。ただ過去の販売歴を含め国内に流通する個体の殆どが100V仕様となっておりますが、こちらはプロギタリストが愛用してきたのも頷けるデイブ氏が追求したリアルなブリティッシュサウンドを完璧に再現する希少な117V仕様。現在相場と照らし合わせた上での適正金額としては70万円前後になるかと予想されますが、こちら前ファーストオーナー様からの多大なるご厚意もあり、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。高額帯のモデルながら、その高い人気もあり、極めて早い売約が予想されますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。