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  • 商品ID:DS09162418
  • 登録:2024-09-16 16:56:17.0
  • 更新:2024-09-29 13:13:51.0

Fender Japan 1993年頃製 ST72-85SC/OWH

¥ASK

状態:A 1993年製
白系

売却済

リッチー・ブラックモア・シグネチャーの前身モデル/スキャロップ指板!

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Fender Japan 1993年頃製 ST72-85SC/OWH

商品の説明

※ご来訪の際には、当日でも結構ですので事前にお知らせください(予約制にさせていただいております)。
 なお、当事業所は店舗ではないこと(住宅街の木造一軒家)、また店主ひとりで小売販売以外の様々な業務も行なっていることなどの理由から、ご来訪は当日にご購入を検討されている方に限らせていただきます。
 申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。


「ST72」シリーズは、1972年製をモチーフとしてラージ・ヘッド/ブレット・トラスロッド・ナット/3点止めネック・ジョイント仕様を持ったモデルです。

当初「ST72」スタイルはセカンド・ブランドの「Squier(スクワイア)」を冠して発売されましたが(モデル記号「CST」)、1985年頃からは「Fender」ジャパン・ブランドで「ST72」としてラインナップが加えられています。

そして、当時日本において人気が高かった「リッチー・ブラックモア」の愛機の象徴的仕様であるスキャロップ・フィンガーボードを採用したモデルの販売が企画され、1986年後期頃から生産が始まったのが「ST72-SC」シリーズです。


当初は「コレクター・シリーズ」と銘打たれたカテゴリー内のモデルで、「ST72-65」という品番でした(当時定価¥65,000)。

1989年に日本に消費税が導入されるにあたり、それまで楽器類に課税されていた物品税が廃止されたことで定価がいったん下がり当時定価¥60,000になります(その代わりに消費税が加算)。

品番は「ST72-600SC」(SC=スキャロップ)となり、ここで明確にスキャロップ仕様であることが明示されるようになりました。
また、定価を示す2ブロック目の数字が3桁になりました。

1990年末期には改めて価格が見直され¥70,000定価になったことで品番も「ST72-700SC」に、'91年末期には早くも定価が¥75,000に再値上げされたことで「ST72-75SC」に変更され、それと同時に定価を示す数字が2桁に戻されました。


‘93年末期には「ST72-85SC」(当時定価¥85,000)というグレード・アップ・モデルに切り替えられました。
それが当モデルです。

基本仕様は従来モデルと同じながら、ピックアップに新開発の「ST-HR7」を搭載しています。

このピックアップは、ブラックモアの愛機1974年製ホワイト/ローズウッド指板モデルに1980年から載せられた「シェクター/F-500T」の外観のとても似たもので、明らかに意識したピックアップでしょう。

「ST-HR7」ピックアップはF-500Tのようなコイル・タップ式ではありませんし、ポールピース構造も異なるのですが、F-500Tのフル・ターン・コイルのサウンドに割と似ています。


1996年、フェンダー・ジャパンは「リッチー・ブラックモア」とシグネチャー・モデルの販売契約を結んだこともあり、同年限りで「ST72-85SC」は製造中止。

シグネチャーの「ST72-145RB」('96年末期頃発売)が後継モデルとなります。

しかしそのヘッドにはブラックモア氏のサイン・デカールがあることなどに、違和感を覚えるファンも少なくないようです。
本人は当シグネチャー・モデルをステージでは使用した形跡がないからです。

そのため、ヘッドにサインのない、「ST72-SC」シリーズのほうを好むかたも多いです。


本機のシリアル・ナンバーは「N050xxx」。

「N」はフェンダー・ジャパンの公式資料で1993~4年製とされていますが、本機は比較的若い数字ですし、'93年11月発行の1994年版カタログに掲載されていることを考えると、1993年後期のうちに生産個体だと予想します。
このような特殊仕様のモデルは初回にある程度の本数を用意するのが常のためです。

この時期は製造時期の目安となるデイティング等がいっさい見られませんので、完全な特定は難しいです。


ボディ塗装はオリンピック・ホワイト(正式カラー品番=「OWH」)。

フェンダーUSAの1970年代モデルの場合、当カラーは基本的に純白に近い色合いですが、フェンダー・
ジャパンではやや黄変した色味で仕上げています。

本機は、その新品に近い色味を留めていると思います。


本機はボディを中心として全体的に打痕が見られるなど、それなりの使用感がありますが、総合的には綺麗な外観と言えると思います。


ペグ、ピックガード・アッセンブリー(ピックアップやポットなど))、トレモロ・ユニットといった主要パーツはもちろん、細部のパーツまでがオリジナル(新品時のままの状態)です。


ピックアップ、ポットやスイッチ、ジャックなどのオリジナル電気パーツは、いずれも正常に機能しています。
ポットとジャック、スイッチにガリや接触不良などありません。


ネック・コンディションは非常に良いですし、細部まで完全調整を施していることもあり、指板のアールの強いギターとしては比較的低い弦高(1弦12フレット上で約1.1mm)でも、音詰まりやビリツキなしで快適に演奏できます。


個人的な意見ですが、フェンダー・ジャパンの3点止めネックはトラスロッドの効きの悪いものが目立つ印象なのですが、本機ほど良い3点止めネックは見た記憶はありません。

トラスロッド・ナットはほとんど締め込まれていない状態でストレート。

まだまだ締め込むことに大きな余裕がありますので、今後のネック反りにも完璧に対応可能です。


フレットの残り山は80%以上と思われますが、もともとがクラウンの低めなヴィンテージ・タイプのフレットが採用されています。

ただし、スキャロップ指板ですので問題ないでしょう。


なお、当店ではすべての中古/ヴィンテージ楽器に徹底的な清掃/詳細点検/完全調整を施しています。

その具体的な内容は当店ホームページ内の「ヒストリーク ギターズの完全調整システム」
http://www.hgt.jp/bcs.htm をご参照ください。


汎用のソフト・ケースが付属します。


通信販売をご利用の場合、発送先により送料が異なりますのでお見積もりさせてください。
(佐川急便を利用し、荷物サイズ=160で発送予定です。)

通信販売のお手続きについての詳細は、下記「取扱店舗の商品ページを見る」をクリックしていただき、当店ホームページ内の「通信販売」(http://www.hgt.jp/mailorder.htm)をご覧ください


海外発送はできません。
(We do not ship our items outside Japan.)

商品の詳細

Fender Japan/1993年頃製 ST72-85SC/OWH

インフォメーション

楽器担当者

スタッフのコメント

店主=今井康雅(いまい やすまさ:販売/リペア/オリジナル・アンプ製作/専門誌寄稿)
詳細なプロフィールは下記URLをご参照ください。
http://www.hgt.jp/profile.htm

(担当:親切/丁寧なご説明を心掛けています。)

今井康雅

取扱店舗HISTORIQUE GUITARS ( ヒストリーク ギターズ ) 

HISTORIQUE GUITARS ( ヒストリーク ギターズ )

住所 〒166-0001 東京都 杉並区 阿佐谷北 1-35-10(ご来訪の際は事前にご予約ください)
アクセス JR中央線/総武線 阿佐ヶ谷駅 北口から徒歩7分くらいです。近くの大通り=中杉通りにはパーキング・メーター(1時間 ¥300)が多数ありますので、車でのご来訪も便利です。
TEL/FAX TEL 03-6768-1890 
営業時間 13時~19時(予約制ですので、ご来訪の際はお知らせください)
定休日 毎週木曜日 (時々臨時休業日があります)
店頭のお支払い方法 【銀行振込】【代引き】【クレジットカード】【通信販売でのクレジットカードお支払いは、代金引換え配送(佐川急便 E‐コレクトサービス)をご利用ください(ただし代引き手数料がかかります)】
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