商品の説明

※こちらの商品は当店お客様のご委託商品です。

なかなか市場に出てこない貴重なモデル、
かつしっかりとした作りと設計のジャパン・ヴィンテージモデル、
Epiphone 1980年製 Genesis Standard が入荷しました。

Epiphone Genesisは1979年に登場したモデルで、
スタンダード、デラックス、カスタムの3種をラインナップ、
このモデルはGibsonのマーケティング・ディレクターであった
Jim Walker氏によってデザインされ、
1979年当初は日本製マツモク工場にて生産され、
その後台湾パール工場で生産されてました。
洗練された個性的な独自デザイン・仕様とたしかな作りの
オリジナルモデルですが、生産は1979年～1981年の約3年間と短く、
熱狂的なファン、マニアもいるモデルです。
近年廉価の復刻モデルがリリースされ、その人気と名前を広めましたが、
やはりオリジナルはまた別物です。

今回入荷したのは指板エンド刻印シリアル「00****」6桁シリアルの
1980年製 Genesis Standardです。
そのデザインはやはりレス・ポール直系で
ラミントップ＋マホガニーバック、
マホガニーのセットネック仕様、ローズウッド指板のスペックに、
深めのダブルカッタウェイボディを持っているのが非常に特徴的です。
完全ソリッドボディ仕様で、重量は4.86kg（デジタルはかり計測）と
重めですが、ソリッドならではのサステイン、
芯とハリのある伸びやかなトーン、タイトなローを提供する、
ソリッド・レス・ポール直系サウンドです。
ブリッジはチューン・オー・マチック＋ストップテイルピーススタイル、
ペグは3+3のロトマチックタイプです。
ピックアップもオリジナルのままで、背面に「210037」のスタンプが
押されています。
コントロールは2Vol、1Tone、
3Way Lever SW（ピックアップセレクター）の他、
ミニスイッチは各ピックアップのタップスイッチとなっており、
シングルサウンドも可能です。

サウンドの方もレス・ポール・スタンダード直系サウンドかつ
独自の個性も持った魅力的なサウンドです。
ソリッドマホガニー＋ラミントップの
ハリと芯のあるサウンドと太くファットながらタイトなサウンド、
スイートさと透明感のあるトーン、
ソリッドならではのサステインと伸びやかなトーンに、
ピックアップはほど良い出力感とこなれたまとまり感、
ドライさとシャリっとしたブリリアントさもあり、
軽快さといなたさもあるヴィンテージライクなトーンで、
グッドサウンドなジャパン・ヴィンテージ・レスポール系サウンドです。
タップでブライトなシングルサウンドも使用出来ますので、
サウンドメイキングの幅も広い1本となっています。

コンディションはおおむね良好です。
相応の年式のジャパン・ヴィンテージモデルですので、
相応に小傷、使用上の擦り傷、経年感、使用感はあります。
全体的には大きなひどく目立つダメージは無く、
また、全体的に丁寧にクリーニング、磨きも入れており
綺麗な状態になっており、
年式を考慮するとまだまだ良好なグッドコンディションです。
ヘッド部はネックから接いで製作されていますが、
ヘッドバック、サイド共に接ぎの部分に軽度の段差があります。
木材の伸縮率、ヒケの違いによるものだと思います。
演奏上や強度は問題ありません。
ネック、フレット、ピックアップ、電装系など
プレイコンディションも良好ですが、
ナットは交換されており、ショップや工房による作業だとは思いますが、
あまり精度が高くなく、開放の響き方が少し悪いです。
気にならない方はこのままでも問題無く使用可能ですが、
出音にシビアな方はナットの交換をお薦めいたします。
現状使用上の問題はありません。
その他は相応に使用感や摩耗点はありますが、
しっかりとメンテナンス、セットアップも行っており、
弦高もローアクションで弾きやすく、出音も良好の
良好なプレイコンディションです。
ケースも貴重なEpiphone Genesisロゴ入り
純正ハードケースが付属します。

非常に貴重かつ作りも良く、グッドサウンドなジャパン・ヴィンテージ、
Epiphone 1980年製 Genesis Standard、素晴らしい１本です。
ぜひこの機会にご検討をいただけましたら幸いです。

上記写真の他、
詳細写真を多数 こちら にアップしておりますのでご確認下さい。
/www.teenarama.jp/epiphonegenesis2pics.html