商品の説明

---------------------------------------------------------
【大楽器博-Gakki EXPO 2024- in名古屋】
クロサワ楽器店がお送りする楽器と音楽の祭典。福岡・名古屋の2大都市で開催。

10/12(土)～10/27(日)の期間限定特価販売の目玉品！
この機会をお見逃しなく！

※注意事項※
10/19(土)11時から店頭販売を開始致します。
通販は13時販売開始となります。
目玉品は全て現品限りです。なくなり次第終了致します。
情報の反映には迅速を心がけておりますが、タイムラグが発生する場合がございます。
何卒ご理解・ご容赦をお願い申し上げます。
---------------------------------------------------------

【Bizen Works】
愛知県は春日井市に工房を構えるギターメーカー。
レスポールをベースにしたセットネックギターを製作しており、木材の仕入れから最終仕上げまでのギターを作る工程全てを自社で行っており、そのクオリティの高さから年々注目度が増している国産ハイエンドギター工房です。

そんなBizen Worksの中でも印象深く代名詞的になっているのが上質な木材。
前途の通り木材の仕入れから行っているBizen Worksは楽器に使うための木材はもちろんのこと、家具等の楽器以外の用途の木材も大量に仕入れ、社長でありマスタービルダーの坂本氏の目利きでカットされ極上の楽器へと変貌します。

過去に当店担当が工房にお邪魔した際もその”木材力”に圧倒されたと同時に「これだけあっても全てが楽器に使えるわけではないんですよね」という坂本氏の言葉に木材、並びにギター製作へ対する熱い想いを感じた事を今でも覚えています。
そこまで拘って製作されたギターは非常に素晴らしい楽器である事は間違いないですが、毎回オーダー品の納品の際にこちらの想像を優に超えてくるルックス、サウンドを更新し続ける「Bizen Works」には驚かされます。
まさに”最高のセットネックギター”と胸を張ってオススメ出来る楽器です。

【Bizen Grain】
今回入荷のモデルはBizen WorksのフラッグシップシリーズであるBizen Grainの個体。
一般的には所謂”レスポールタイプ”に分類されるセットネックギター。
大きく分けると2種類で、レスポールスタンダード等に見られるアーチ加工されたトップを持つArched Top、レスポールススペシャル等の印象を持つFlat Topとなります。

Bizen Works社長でありマスタービルダーの坂本氏のヴィンテージギターへの深い理解と、国産ゼマティスのカスタムショップで工場長まで上り詰めた高い技術力を武器にどんなギター工房にも無いオリジナリティ溢れる高品質なギターを生み出します。
”トラディショナルに敬意を払い現代のニーズに合わせる”という数あるギターメーカーがテーマとするポイントを非常に高いレベルで叶えているモデルがこの「Bizen Grain」だと感じます。

その「Bizen Grain」の特徴として、レスポールを基調としたシングルカッタウェイボディでありながらボディ厚を薄くし軽量化を図っている点、それに加えボディバックにはコンター加工を施しネックヒール部はオリジナルのシェイプとなっておりハイポジションの演奏性も向上しています。
また、スケールはギブソン系のミディアムスケール（625mm）では無く、Paul Reed Smithと同等の635mmとなっています。
これによりレスポール系のサウンドでありながら適度な張りのあるクリアなトーンを実現しています。

ピックアップもBizen Worksオリジナルのハンドワウンドの物を搭載。
所謂P.A.Fサウンドを狙ったヴィンテージセットと、出力を増して抜群の音抜けのモダンセット、そしてP-90タイプの3種類となります。
どれもキャラクターがしっかり分かれておりハイクオリティなサウンドとなっておりますが、オーダーの際にはコンセプトに合ったものを選択するよう心掛けております。

そしてネック形状に関しては比較的しっかりとした太さのある印象ネックシェイプが標準のBizenですが、こちらのモデルではなんとナローネックが採用されています。
細めのシェイプならではの弾きやすさで、他のLPタイプとはまた違った演奏性が魅力です。

そしてここからが「Bizen Works」の最大の特徴とも言える”豊富な木材”になります。
通常レスポールタイプのギターを製作する際、ボディはマホガニーバックにメイプルトップ、ネックにもマホガニーを使用し、指板にはローズウッドというのが一般的です。

もちろんBizen Worksでもその一般的なスペックでギターを製作する事は可能ですが、ボディ材に関してもホンジュラス・マホガニーや幻のキューバン・マホガニー、アッシュやアルダー、美しいフレイムの出たマホガニー・・・等々通常では考えられない程の選択肢がございます。
指板もインディアン・ローズウッドを初めハカランダ、マダガスカル・ローズウッドやエボニー等考えうる全ての木材を豊富なストックから選択可能です。
また、ピックガードやノブ、ブリッジやバックプレートに至るまで全てを希望の木材に統一する事も可能です。

今回のモデルはそんなBizen GrainのFlat Top Hollow。
少し珍しい組み合わせとなっておりまして、ボディトップは２Pのカーリーメイプル、ボディバックは１Pのホンジュラスマホガニーですが、ネックにはカーリーメイプルが採用されています。
メイプルネックならではの立ち上がりの良さは他のモデルにはないこのモデルならではの個性となっております。

ピックアップにはオリジナルのヴィンテージセットを採用。
こちらにも当店で初めての試みとなる”ヴィンテージセット+タップ”という仕様としました。
結果として定評のあるハムバッカーのサウンドは言うまでもございませんが、シングル時のサウンドとこのウッドマテリアルの乾いたサウンドが他のモデルには無い唯一無二の出音に仕上がりました。

カラーはカーリーメイプルを活かすべく「シースルーブラック」を採用。
圧倒的に大人な雰囲気溢れる極上のルックスといった印象で、生涯を共にするギターと考えれば落ち着きもありゴージャスさもあり、、、といった仕上がりとなりました。
ウッドピックガードもBizenならではのウッド感を感じられる仕様です。