商品の説明

Gibson社のフラッグシップモデルであり、もはやエレキギターの代名詞とも言える”Les Paul”モデル。どんなモデルよりも最も有名かつ多くのアーティスト・ミュージシャンに愛用されてきました。

1950～1960年代までの最初期ヴィンテージに関しては、もはや恐ろしい程の金額まで高騰してしまいましたが、それに続くかのように近年凄まじい勢いで高騰を続けるEarly 70’sのレスポール。ヴィンテージファンの中では1974年までがヴィンテージレスポールと定義される事もございます。1952年に発表されたレスポールスタンダードモデルですが、1961年にはSGシェイプへ移行してしまいます。その後1968年に復刻致しますが、スタンダードはP-90シングルコイル×2、その後発表されたデラックスもミニハムバッカーであった為、当時の市場では元々のラージサイズハムバッカーを求める声が多くあり、ショップオーダーという形にて1974年までに2240本のみ生産されました。

今回ご紹介させて頂くのは、その高い人気を誇るEarly 70’s 1973-74年製のラージサイズハムバッカーを搭載した一本。ボディトップはSlash同様の3Pトップにて、フィギュアドの浮かぶ希少材、指板はハカランダかのような黒々としたダークなローズウッドと、同年代の中でも良質な材が採用されており、更には主要パーツはオリジナルのままとなる非常に希少なオリジナルヴィンテージ・レスポールになります。

まずそのスペックとしては、メイプルトップ、マホガニーバック、マホガニーネックの王道のウッドマテリアルにて、ボディトップのメイプルはSlashの愛機でも知られる人気の3P仕様。更には同時期の殆どがプレーンの中、こちらは薄っすらながらもフィギュアドフレイムが確認出来る良質な材が採用されております。ボディバックはマホガニーの間に薄いメイプルをラミネイトしたパンケーキ構造、ネックはスモールボリュートの3Pマホガニーネック、指板にはハカランダ同様に非常に黒々としたダークなローズウッドが採用されております。その他としては、美しい発色を持つパールのディッシュインレイ、エスカッション＆ピックガード＆セレクターリングはアイボリーカラー、ワイヤードのABR-1ブリッジ、アルミテイルピース、メタルトップのゴールドノブ、シルクスクリーンのLes Paul MODELロゴ＆ブランドロゴ、Standard記載のトラスロッドカバー、GIBSON DELUXE刻印の2コブクルーソンチューナー、ヘッド裏にはシリアルと併せてMADE IN USA刻印が入ります。ピックアップはオリジナルにてラージサイズ、フロントがステッカードナンバードPAF、リアが刻印ナンバードPAFと過度期ならではのスペックとなっております。

そして気になるサウンドですが、良質な材のポテンシャルに加え、半世紀以上の歳月熟成を経て一体感を向上させた、近年物とは完全に一線を画す素晴らしいヴィンテージ・レスポールサウンドをアウトプットします。これぞレスポールと言わんべく粘りのある太い中低域、鳴りの密度が高く、早いレスポンスと煌びやかなツヤのある高音域と、レスポールモデルのお手本の様なサウンドとなっております。特にクリーン～クランチが異常なまでに味わい深く、中低域は太く芯がありながらパワーと繊細さを併せ持ち、高音域は細かなピッキングニュアンスも全て煌びやかな魅惑のトーンを奏でてくれます。またオーバードライブ時にはズバっときまるエッジ感ありながらも音の芯をシッカリ残した最高の武器となります。一度手にしたら忘れられない流石ヴィンテージと頷ける一本となっております。

最後に状態としては、ボディトップ側のダメージは少な目ながら、全体的にシッカリと弾き込まれてきたリアルなダメージは、近年の復刻モデルでは味わえない本物が故に持つ激渋のエイジドルックスとなっております。パーツ類の交換歴としては、ポット×1が交換（その他はオリジナルにて、ポットデイトは1377348）、コンデンサ交換（ヴィンテージ・コンデンサ）、ジャックプレート交換、ピックガードは色合いからはオリジナルの様に見られますが、僅かに形状（フロントPU付近）が異なります為、交換と見られます。またトラスロッドカバーの字体も他と異なっており、交換されていると思われます。チューナーはありがちな交換歴こそありませんが、3弦ペグシャフトに若干の傾きが見られます。フレットは低くなっているもののオリジナルにて、ナットは交換されております。またピックアップに関しては過度期という事もあり、年式は合っておりますが、リアの配線が短くなっており、使用や交換には問題ございませんが、交換されて刻印ナンバードになっている可能性がゼロではありません。もちろん木部リペア歴や木工加工・ザグリ歴はなく、電装関係の不具合もございません。演奏面としてネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っております。ケースはラッチの一部に破損がありますがオリジナルのハードケースが付属致します。

昨今のコロナ禍や円安による楽器業界全体の高騰の波を受け、まだ手の届く範囲の価格帯である1970～1974年のレスポールに関しては、年々凄まじい勢いで高騰を続けております。またその人気の高さから市場に出れば殆どが即完売となっており、同じ1973～1974年製のラージハムバッカーの個体は一本もございません。直近では、パーツ交換多数、木部加工歴（ペグ交換歴）、オーバーラッカーの個体が120万円オーバーで即完売となった履歴もあり、市場相場としては120～130万円前後になるかと予想されます。今回こちらの一本に関しては、希少なフィギュアドの浮かぶトップ、高いオリジナル度の個体につき、適正価格としては130万円前後になるかと思われますが、こちら前所有者様からのご厚意もあり、相場を大きく下回る非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。今後の更なる高騰も予想されるオリジナルヴィンテージ・レスポール。お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。

※年式の表記については、シリアル（#111●●●）からは1970-1975年対応となります為、ポットデイト（1377348）より1973-74年製と表記させて頂いております。

★☆We’re having grate buy reinforcement promotion! 2025.1~☆★
買取強化キャンペーン実施中！買取相場の常識を覆す驚愕の70%買取！下取りは更に査定アップとなる圧倒的な買取金額をご提示させて頂きます。店頭買取・郵送買取・出張買取の便利な3パターンの買取スタイルにて24時間・365日体制にてご対応させて頂きます。