商品の説明

エレキギターの歴史を熟知した上で近年の最先端の技術を取り入れつつも高いコストパフォーマンスで多くのプロミュージシャンが愛用するESP Guitar。国内ギターメーカーとしてだけではなく多岐に渡る音楽業界の重鎮として国内・海外ともに高い評価を得ております。

CRYING STAR、CRYING V、M-Seven、EX-280等々、ESPの変形ギターの愛用でも知られるヘヴィメタルバンドGALNERYUSのギタリストSYU氏。スウィープ奏法やタッピング奏法を始めとする高度なテクニカルプレイにて多くのファンを魅了してきました。2017年にはトラディッショナルスタイルかつ、数々のギタリストに愛用されるESPを代表する機種であるSNAPPERをベースとしたシグネイチャーモデルSYUNAPPER-Ⅰ（2シングル、ミドルはダミー）とSYUNAPPER-Ⅱ（2ハムバッカー）が発表され現在も愛用するSYU氏の相棒として多くのライブやレコーディングで活躍しております。

今回ご紹介させて頂くのは、そのSYUNAPPERのⅠとⅡのルックス＆サウンドを掛け合わせ、更に細部にまで拘り抜いたアップグレードスペックにて特注ワンオフオーダーされた、この世に唯一の特別な一本。新品オーダー価格は80万円オーバー、2019年の製作品ながらコレクションとして大切にされてきた新品同様のコレクタブルアイテムになります。

まずそのスペックとして、ベースとなるのはもちろんSNAPPERのスタイルにて、ボディ材にはカスタムオーダーモデルならではの良質なアルダーを採用。コンターはウエスト、エルボー、バックハンドカット（ラウンド）、フィニッシュカラーはSYUNAPPER-Ⅱ同様のTitan Metalカラーを採用。続いてネックにはトーン重視のフラットソーン（板目取り）ハードメイプルを採用。剛性とサウンドの双方を考慮したネックにて、薄っすらながらフィギュアドライクなギラつきも魅せる素晴らしい材となっております。指板はスラブ貼りの貼りメイプル使用となっており、加えてハーフスキャロップが施されたHR/HMプレイヤーには欠かせないスペックも採用。またヘッドはボディカラーに合わせた豪華なマッチングヘッド仕様となっております。その他としては、ネックジョイントはT-5アルティメットアクセスのチタンプレート・ボルトオン仕様、ピックガード＆バックパネルはクリアタイプ、アバロンドットマーカー＆ブランドロゴ（2016仕様）、ブリッジには滑らかな動作が特徴のESPフリッカーIIIトレモロ、スプリングにはしなやかなESPカスタムラボトレモロトーンスプリング・タイプ2、Fender LSR ローラーナット、Gotoh ロックペグ（SG360-HAPM-07）、HATAノブ＆スイッチチップ、CRL 3wayセレクター、Schallerロックピン、ボディトップ舟形ジャック、細部スペックとしては、ネックシェイプはSlim U、指板ラディアスは240-305のコンパウンドラディアス、ナット幅は43mm、トラスロッドはネックエンド側のホイールアジャスト、フレットはJescar FW58118-NSジャンボフレット22F仕様、セレクターの角度配置は大村カスタムモデル同様に、PUザグリはGazettE葵モデル同様に最小になるよう指定する等々、特注カスタムオーダー品ならではの細部にまで拘り抜いたオーダースペックとなっております。

そして気になるサウンドですが、ピックアップの搭載方法まで特別な仕様となっており、一見すると2ハムバッカー仕様ながら、こちらは2シングル×2の4シングル仕様にて、その切り替えをノブのPush⇔Pushにて切り替えます。言わば2本の2シングルモデルを一つにした内容となっております。搭載ピックアップの組み合わせは、Seymour DuncanのSTK-S1/B＆STK-S1/NとDiMarzioのDP423&DP422をピックガードマウント。DiMarzio PUはブレードを削ってストレートにされております。サウンドキャラクターとしては、まさにSYU氏が求めるメタルサウンドで、パワフルなシングルコイルならではのジャキっとした切れ味の鋭い攻撃的なトーンを放ちます。プレイアビリティ抜群のネックシェイプとテクニカルプレイに対応するハーフスキャロップ、フリッカーブリッジのスプリングによる恩恵もあり非常に豊かでクオリティの高いサウンドです。またそのサウンドを支える他の電装関係にも拘りが見受けられ、導電塗料、共振防止スポンジ、コンデンサは0.022㎌、ポットは全てBOURNS製にて、ボリュームは500ΩBカーブ、トーンは500ΩＡカーブ、ダミーノブのオルタネートスイッチ（Push⇔Push）500ΩAカーブの物を採用し、極限までサウンドクオリティを底上げしております。

最後に状態としては、ここまでサウンドに拘ったスペックなのにと思ってしまいますが、2019年製と5年前の製作品であるに関わらず、このまま新品で販売してもおかしくない程の極上のミントコンディションをキープ。神経質に見ればバックパネルの保護シール上にスレが見受けられる程度で、その他特筆したダメージは皆無、ピッキングスクラッチすら見受けられず、フレットも99%残っております。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もシッカリと残っており、もちろん電装関係の不具合もございません。付属品としても冊子に入った認定書、オリジナルのストラップを始めとする一式が揃っており、ケースもオーダー時のオプションとなるオリジナルのハードケースが付属しております。

新品オーダー時の価格は80万円をゆうにオーバーした高額なワンオフモデル。それもそのはずと思える程に細部にまで渡って拘り抜いた逸品。この世に一本の唯一無二の特別な製作品ということもあり相場こそございませんが、通常のSYUNAPPERモデルも受注生産にて新品価格528,000円、中古でも50万円オーバーで販売されていた履歴が確認出来ます。こちらの一本に関してはSYUNAPPERをベースとしたスペックに更なる拘りのアップグレードオプションスペックが多数盛り込まれており、適正価格として50万円オーバーは当然ながら、今回前所有者様からの多大なるご厚意もあり、新品同様コンディションながら、新品時の半額すらも大きく下回る破格特価にてご案内させて頂く事となりました。ファンの方のみならずテクニカルプレイを可能とするロックなSNAPPERお探しの方に是非オススメしたい一本、HR/HMプレイヤーの方には二度と無いチャンスと言っても過言ではありませんので、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。