商品の説明

1980年代のPensa Suhrブランドを始め、1991年にはCustom Audio Amp社にて名機OD-100の設計・開発に携わり、1993年にはFender社のマスタービルダーに抜擢されるなど数々の偉業を成し遂げてきたJohn Suhr。その後1997年には自身のブランドであるSuhr Guitarsを設立し、ハイエンドギターの雄として多くの大物ギタリスト達に愛用されるギターを生み出してきました。

ハイエンドギターとしてモダンなモデルがある一方、Suhrの最新技術とヴィンテージスペック、そして元FenderマスタービルダーJ.W.Blackによってヴィンテージサウンドとモダンパフォーマンスを併せ持つClassic Antiqueモデルが誕生します。

Suhr Classic Antiqueモデルを愛用するギタリストの一人でもあるMateus Asato。InstagramやYoutubeより一躍有名となり圧倒的な知名度と実力を誇る新世代のギタリストMateus Asatoですが、初めてSuhr Classic Antiqueモデルを手にした2013年当時、彼が今日世界で最もインスピレーションに富み、最も人気の高いギタリストの 1 人になるとは誰も知りませんでした。

2018年にはそのMateus Asatoと共に過ごした愛機であるClassic Antiqueモデルをベースとする待望のシグネイチャーモデルが発表。ラインナップには『Classic Antique（Shell Pink）』と『Classic S(Black)』の2種類が用意されましたが、彼のイメージであるShell PinkとSuhrが誇る圧倒的な技術より生まれたAntique（Light Aged）モデルが融合したClassic Antiqueはダントツの高い人気を誇り、発表より現在に至るまでその人気は衰えることを知りません。今回ご紹介させて頂くのは、その初期製作品となる2019年製かつ人気のClassic Antique Shell Pinkモデル。更にはMateus AsatoシグネイチャーピックアップであるAsatobucker PUが付属するファンには堪らない一本になります。

まずそのスペックとしては、シグネイチャーモデルならではの良質なアルダーボディをオーセンティックな2Pにて採用し、Mateus Asatoのイメージカラーでもあるシェルピンクカラーにてフィニッシュ。ネックにはクォーターソーン（柾目）かつ薄らながらフィギュアドが浮かぶ良質なメイプル材に、近年の技術の結晶とも言えるローステッド加工が施されております。こちらの加工は無酸素状態で一定の時間オーブンにかけ、芯部までも同カラーへと変化させ、一般的なメイプルと比べても湿度の変化に強くサウンド面にも大きな恩恵を与えてくれます。続いて指板には非常にダークなコントラストかつ杢目の詰まった黒がラインの入ったインディアンローズを採用。そしてAntiqueシリーズならではのビッシリと入ったウェザーチェックに塗装チップ等の若干のレリックを施したライトエイジング加工により抜群の雰囲気を持った一本に仕上げられております。その他としては、ヴィンテージルックのエイジドグリーンガード、2点支持のシンクロトレモロにはスティールブロック＆ベントサドル（Gotoh 510）、Suhrオリジナルのロッキングチューナー、細部スペックとして、ネックプロフィールはEven C Medium（.840”-.920”）、指板Rは9“-12”のコンパウンドラディアス、1.650“ナット幅、フレットはヘヴィーサイズのステンレススティール(.051"x.108")にPLEK調整、ネックフィニッシュはシルクのように滑らかなサテン仕上げ、丁寧なフレットサイドのロールド処理加工、ヒールレスカット等により、王道のヴィンテージストラトをベースとしながらも、演奏性の高いモダンスペックを併せ持つ素晴らしい一本となっております。またてマテウス・アサトのサインがレーザー刻印されたヘッド裏、ポートレートが刻印されたネックプレートもファンには嬉しいポイントです。

そして気になるサウンドとしては、まずピックアップはSSH配列にて、フロント＆ミドルには非常に引き締まった低音域、エッジの効いた歯切れの良い中音域が魅力のML シングルコイルを、リアには芯が太くも抜ける豊かなサスティーンが特徴的なこのシグネイチャーモデル専用に開発されたカスタム・ハムバッカーを搭載。更にはSuhr独自開発となるハムノイズリダクションシステムSSC IIを搭載し、トーンに影響を与えることなくノイズを除去してくれます。サウンド傾向としてはヴィンテージ感溢れる枯れた味わい深いヴィンテージトーンから、オーバードライブサウンドにもシッカリ対応する鋭いエッジ感や芯の強いパワフルなトーン。そしてどのポジションでも感じられるサウンドクオリティの高さは、まさに圧倒的な実力を誇るMateus Asatoのシグネイチャーモデルと呼ぶに相応しいオールマイティかつ研ぎ澄まされたサウンドを誇る一本となっております。またこちらSSVとThornbuckerの良い所取りと言われるAsatobucker PUが付属しておりますので、お好みに応じて載せ替え出来るという点もファンには堪らないポイントです。

最後に状態としては、前所有者様がコレクション重視にて購入された為、特筆して目立った使用感こそございませんが、ライトエイジド加工となるAntiqueモデルにつき正確なコンディション判断が難しくなっております。神経質に見渡せばネックジョイント部分の塗装チップにタッチアップがございますが、言われて気付くレベルのキレイな仕上がりです。その他としてはボディ下部にかなり微細なスタンド跡がある程度で、フレットはステンレスという事もあり95%以上残っており、ネックコンディションは良好、トラスロッドの可動域もシッカリと残っております。付属品としてもオカダ発行の保証書、スペックシートを始めとする一式が揃っております。（画像参照）もちろんケースもオリジナルのブラックトーレックスケースが付属致します。

新品価格は731,500円と高額なモデルながら、次々に売約となっていく凄まじい人気は、中古となっても全く衰えることを知らず、直近の販売歴としては全て60万円オーバーにて、前所有者様も638,000円で購入されております。（販売ページがWeb上に残っております）またこちら前所有者よりAsatobucker PUを付属品として頂いており、それを踏まえれば当然65万円オーバーになるかと思われますが、前所有者からの多大なるご厚意もあり、直近の販売歴の中でも最安値となる非常にお値打ちな特別価格にてご案内させて頂く事となりました。かなり早期の売約が予想されます高い人気を持ったモデルとなりますので、お探しだった方はもちろん、お気になりました方は是非この機会をお見逃しなく。