商品の説明

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＜以下、商品説明＞

1970年代前半のサンバースト・ストラトと言うと＜スタッガードPU／アルダー・ボディ＞が標準ですが、本品はポプラをボディ材に使用した個体。

ポプラは'70年代前期までの(Musicmaster、Duo Sonic含む)「Mustang」ギター／ベース、'70年代の初期Musicman製品の標準的なボディ材としてレオ・フェンダーが好んで使用した木材です。

ストラトやプレベ等でも'60年代中期〜'75年頃まではアルダーの代替材として時々使用されていて、それほど気にする話でもないのですが分かっていてスルーするのも気持ち悪いので表記します。

◎ポプラの'70sフェンダー製品をアルダー・ボディとして販売している物も見かけますが、ほとんどは意図的ではなく「見落とし or 知識不足」だと思います。
ちなみに音響特性はアルダーに近く、音だけで聞き分けるのは私も無理です。

さて、'75年にはフラット・ポールピースPU、4.5kg超もザラな重量級ホワイト・アッシュ・ボディーへと順次仕様変更が進み、'70年代でも「前半」「後半」では重量と共にサウンドそのものも大きく変化。

音の優劣ではないのですが、ギター／ベースを問わず'70s フェンダーを選ぶ際には「'74年製」までに人気が集中するのは致し方のない事です。

↑ 多くの個体でアッシュが重い事と、ここ20年ほどの音楽トレンドでは、アッシュよりアルダー(or ポプラ)の方が音作りし易い為。

年代相応な外観ながらネック周りやトラスロッドの効き、電気系統等の実用面は良好。ネックは驚くほどストレートで、オリジナル・フレットも残り7割以上はあるので、7.25Rのセッティングに慣れた方なら近年モデルとさほど変わらないプレイアビリティが得られるでしょう。

赤みがフェードした風合いもオールドらしさを醸しており、パーツは＜ナット／ポット／スイッチ／ロッド・キャップ(ブレット)＞が交換済み。

◎オリジナルのロッド・キャップも付属しますが、レンチ穴が少し広がっていてうっかり外れなくなると結構面倒ですから再利用はお勧めしません。

粘りのあるロック・テイストはこの年代だけが持つ特徴で、高価なカスタム・ショップやマスタービルドでも再現は不可能。

＜アナログ・レコード⇆サブスク／フィルム・カメラ⇆デジカメ／旧車⇆EV＞のように、よりディープにそれぞれの良さを理解するならその時々のシチュエーションや気分で新旧使い分け出来ると、大人の趣味として素敵です。

また、若いプロの方で普段カスタム・ショップやTyler、Suhr等を常用している場合、オールド機材を上手く取り入れる事で自身の引き出しや選択肢が大きく増えるはずなので、「オールドも試さないのは勿体ないなぁ」と常々思ってます。


◉【送料、ご注文方法詳細について】→ http://thee-underneath.com/order_new.html

◉ 当店【Facebook】はこちら→ https://www.facebook.com/underneath.guitar/
＊ 営業案内の他、デジマート掲載前の新入荷情報もたまに出します。

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