商品の説明

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◎ E-mail：thee-digimart@thee-underneath.com

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＜以下、商品説明＞

独特のヘッド形状やホワイト＆ゴールドで統一された一際豪華なルックスは'50sのアメ車を彷彿とさせ、発売当時には「世界で最も美しいギター」とも称されたアメリカン・ヴィンテージの名作『White Falcon』。

多くのラインナップを擁するGRETSCHブランド内でも特別な存在で、姉妹機種だった「White Penguin」と共にブランド最高峰の称号を得たハイエンド・ライン。
そして1968年製の本品はダブルカット・ボディーにこれでもか！というほどスイッチを搭載したステレオ仕様です。

さて、この時代のグレッチ製品はバインディング収縮／割れ、ジョイント抜けのトラブルが多発する事で知られます。

委託主様が購入されたショップの説明では、入荷時にボディ・バインディングが収縮／剥離し、少しジョイント浮きが生じた物を完全修復した状態という説明だったそうで、ぱっと見ただけでは「こんな修理出来る人居るの？」というほど違和感の少ない仕上がり。

で、あれこれ情報収集したら当店提携の「T.S Factory」での作業と特定しました笑

ラメ入りバインディング材は市販されおらず、仮に現行GRETSCH部材を工場から入手出来たとしても、'60年代とは色やラメ具合が合わず満足のいく仕上がりにはならないため、以下のクレイジーな工程を実行。

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1）5層バインディングのうち、一番外側だけ綺麗に剥がす
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2）手作業でラメをピンセットで一枚一枚貼り付ける(←クレイジー)
↓
3）細くカットした特注の透明のプラ板を巻く
↓
4）オリジナルに色合わせしてアンバーを部分着色
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しかもオリジナル同様、バインディング痩せを再現するようにわずかに薄めのプラ板を探し、わざと側面の白部分よりちょっと痩せた感じの段差を演出するという念の入りようです。

(上記内容はT.S Factoryに確認済)

バインディング交換はボディ外周のみで、Fホールやネック〜ヘッドはオリジナル・セルのまま。(ロッドカバーは新たに製作)

画像の通り、新旧バインディングを見比べても違和感はほとんどないので、我々50代以上のベテラン・ディーラー引退後、もしくは今後海外に流れた場合は普通にオリジナルとして流通しそう...と少し心配になるレベルの仕上がり。

普通はここまで手の掛かる修理を受ける工房は聞きませんし、数千枚のラメを手作業で貼り付けるようなヤバいリペアマンは世界中にも多分数人程度。ハッキリ言ってT.S Factory代表の角田氏はどうかしてます笑

実用性の低い【フローティング・サウンド・ユニット】を取り外す事でテンションはややソフトになっていますが、軽量化とチューニング精度向上にはこの方が良さそうです。

ネックやロッドの効きは問題なく、弦高も低いので'60s グレッチ製品の平均値は軽く上回る弾き易さは十分確保出来ています。

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◎元のステレオ・ジャックのままモノラル配線化されているようで、モノラルOUT／ステレオOUTの両方で試したところ同じ反応。また全てのスイッチとノブが反応する事は確認しました。

◎ステレオ専用【Filter Tron】は内部のコイルが＜高音弦側：1弦〜 3弦のみ＞＜低音弦側：4弦〜6弦のみ＞の2つに分離して切り替わる特殊構造です。

組み合わせがあまりに複雑で、現状ではどうやっても普通の＜フロント／MIX／リア＞という組み合わせにはならない為、本気でライブ使用するのであれば後々回路の改造を検討された方が良いかも知れません。
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'60年代当時の綺麗なGRETSCH純正ハードケース、砕けた元のバインディングと縮んだロッドカバーが付属します。

＜裏面パッドを外した際に現れるバックパネルは欠品しています＞


◉【送料、ご注文方法詳細について】→ http://thee-underneath.com/order_new.html
注）通販時にクレジットカードはご利用頂けません。

◉ 当店【Facebook】はこちら→ https://www.facebook.com/underneath.guitar/
＊ 営業案内の他、デジマート掲載前の新入荷情報もたまに出します。


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