アトリエZの代表モデルとして、ブランド設立当初からロングセラーを続けるM♯245。重めのアッシュ・ボディから生まれる太く立ち上がりに優れたサウンドは、特にスラップ指向のベーシストの標準器として定着している。

アクティヴ回路と大型のハムバッキング・ピックアップの採用によるタイトなトーンで、76年の登場と同時に大人気となったスティングレイ。さまざまな改良が加えられた現行モデルも、多くのベーシストに愛用されている。

世界初のエレキ・ベースとして登場したプレシジョン・ベース。アメリカン・ヴィンテージ・シリーズの'57モデルは、ノイズにも強く豊かな低音を生むピックアップなどを搭載した、プレシジョンの完成形を復刻したモデルだ。

カスタム・ショップ製の'64 ジャズ・ベースN.O.S.は、ヴィンテージ市場でも人気の高い仕様を忠実に再現した1本だ。厳選された木材を用いて熟練のクラフトマンが手掛ける楽器は、まさに現行フェンダーの最高峰と言える。

G&L社の設立後間もない81年に発表されたL-2000は、現在に至るまで同社の代表モデルとして君臨してきた名器だ。攻撃的なサウンドからジャズ向きの甘くマイルドなトーンまで、非常に多彩な音色を備えている。

カーペンターズをはじめ、数え切れないほどのヒット曲のボトムを担ってきた重鎮ベーシスト、ジョー・オズボーンのシグネイチャー・モデル。最初期のジャズ・ベースを基本に、実用的なスペックを随所に溶け込ませている。

フリー（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）との共同開発により誕生したFB-4は、モジュラスの名前を一躍有名にした名器だ。個性的なカーボン製のネックから生み出される、クリアでヌケの良いサウンドが最大の特徴となる。

コンポーネント楽器ブームの立役者として知られるブランドがサドウスキー。メトロライン・シリーズのMV4にも、スリムなディンキー・ボディやワイド・レンジなアクティヴ回路といった、同社の豊富なノウハウが詰め込まれてる。

NSシリーズ伝統のデザインと、特徴的なサウンドを現代に受け継ぐボルトオン・モデルが本器だ。木材本来の鳴りとクリアなアクティヴ回路がマッチングしたトーンは、ロック系を中心に多彩なプレイヤーにアピールするだろう。

STRの楽器は、木材の特性を活かすためのスペックと工法を、それぞれの楽器に合わせて選定する“ワンオフ・スタイル”で製作されている。その高密度な鳴りと美しい外観は、日本製ハイエンド・ベースの代表と呼ぶにふさわしい。

サウンドや演奏性はもちろん、経年変化に対する安定性や美術品的な美しさまでも考慮した楽器を生み出しているSugi。あくまでパッシブにこだわって設計された上質なトーンは、現在では稀少な存在として愛用者を増やしている。

伝統的な楽器製作技法とモダンなサウンドを融合させ、幅広いジャンルのベーシストから支持されているワーウィック。このサム・ベースはスルーネック構造とアクティヴ回路を採用し、コンパクトなボディから驚くほどの重低音を生み出す。