2016年上期（4月～9月）、デジマート上で特に売れた歪みエフェクターは!? 何かと忙しくなる年末に向けてお買い逃しなきよう、今最もホットな“売れ筋”歪みエフェクターを振り返っていきましょう（アルファベット順）。なお、11/4（金）～6（日）に東京ビッグサイトで開催される「2016楽器フェア」デジマート・ブースでは本特集に連動した試奏コーナーを設置。ここで紹介しているエフェクター全機種が試奏できちゃいます！ 普段はなかなか試奏できないような少数生産のハンドメイド・エフェクターもありますので、楽器フェアへ来場予定の方はぜひデジマート・ブースにもお立ち寄りを！ プレゼント情報も記事末にありますのでお見逃しなく。
320design / Brown Feather
ブラウン・サウンドを創出するディストーション・ペダル。クリーン・アンプでもしっかりドライブさせるアメリカン・ロックのハード・ドライブ・サウンド好きには堪らない質感をもたらしてくれる。
9OVERDRIVE9 / Verre
国産ハンドメイド・ブランドによる「硝子(ガラス)」をモチーフとした鋭くクリアなサウンドを持つOD。こだわり抜いたサウンド、1台ごとに異なるペイントなど、ハンドメイドならではの品質と個性を有しつつ高コスパなのも魅力。
A.S.W / AGDR-102
新進気鋭のブランドが放つハイゲインOD&DS。3ステップ・ドライブ・サーキットを搭載し、ゲインを上げてもコード感や各弦の分離感を失うことなく、手元のコントロールにも追従するスグレモノ。筐体にパープルハートを用いたルックスもグー。
AMT ELECTRONICS / S-Drive mini
長年に渡って研究してきた真空管アンプのエミュレーション技術を小型筐体に注ぎ込んだ、アメリカン・ハイゲイン・アンプ、Soldanoのサウンドを再現したモデル。側面のVoiceスイッチでミッド・カットも可能。
Blackstar / LT-DIST
真空管の持つパフォーマンスとピッキング・レスポンスを再現させる「クリッピング・サーキット」を核に構成されたブラックスターによるDS。アンプ製作で実績のある歪みとトーンも内包するコスパの高い1台。
BONDI EFFECTS / SICK AS OVERDRIVE MK2
米国ケンタッキー州発の“ミュージシャンが作ったミュージシャンのためのハイエンド・ペダル”をスローガンに揚げるブランドによるケンタウルス系ペダル。2バンドのアクティブEQによる音幅の広さも見逃せない。
BOSS / BD-2W
先頃、日本製としてリニューアルされた人気の技クラフト・シリーズ、BD-2W。電池蓋を留めるスクリューも銀ネジにアップデートされている。日本の“技”をぜひ2016楽器フェアにて、改めて体感されたい。
Electro-Harmonix / Soul Food
エレハモによるケンタウルス・クローン・ペダル。手頃な値段かつサウンドに妥協なきケンタウルス・トーンを実現すべし、を命題に製作されたモデルで、看板に偽りなしのサウンドで人気を博するにいたった1台。
Fender / YJM OD Yngwie Malmsteen Overdrive
2014年のNAMMショーで発表されたフェンダーによるイングヴェイ・マルムスティーンのシグネチャーODペダル。チューブ・アンプをグッとドライブさせてくれるゲイン・ブースターとして使えるモデルだ。
flying teapot / 59 pre amp
国産ハンドメイド・ブランドによる往年の名機とされる“あの”アンプ・ヘッドを意識したプリアンプ・ペダル。チャンネル・リンクも可能で、小振りで愛嬌たっぷりの筐体から放たれるその本格派サウンドのギャップに酔いたい。
Friedman / BE-OD
高品質で知られるアンプ・ブランド、Friedmanのフラッグシップ・モデル「BE-100」の極上チューブ・サウンドをコンパクトで再現した、同社初のエフェクト・ペダル。旨味濃縮還元のその歪みは一弾の価値あり。
G-Life Guitars / BLACK BUSTER
ギタリストのDAITAがプロデュースするブランドによる大型真空管アンプさながらの分厚い歪みを狙ったDS。歪みの深さをスピリット／ハイ／ローから選択できるのだが、きめ細かい歪みが得られる“スピリット”がキモ。
HIKASIRA equipment / 3301 True Drive
完全オリジナルの真鍮素地ボディを使用したハイエンドOD。この艶やかな歪みは、筐体に依る部分はもちろん、可能な限り国内メーカーの国産パーツを使用し、丁寧にハンド・ワイヤードで仕上げてあることにも起因する。
JHS Pedals / Angry Charlie V3
JHS PedalsによるJCM800系ハイゲイン・サウンドを再現するDS。マーシャル系の深い歪みがほしい向きにはうってつけで、EQが3バンドにアップデートされたことで音作りの柔軟性と手元の追従性が上がっている。
K-ON! / K-AD1
「けいおん！」の公式エフェクター。中野梓モデルとなる本ODは、シングルコイルのギターでリード・パートを弾いても充分なゲインを確保し、その上で音色の幅を持たせられるような設計がなされている。
Leqtique / Rochechouart
Shun Nokinaが主宰するブランドより人気モデルのCLHDとは方向性を異にする、音楽的な中域、スムーズな歪み、モダンな高解像度、高反応性を売りにしたOD。1台ごとにカラーリングが異なる美しい筐体と高コスパを味わいたい。
MAD PROFESSOR / New Sweet Honey Overdrive Deluxe
プロの愛用者も多いフィンランドのハンドメイド・ブランドによる人気モデルのアップデート版。甘く温かなトーンや透明感のある上質な歪みはそのままに、トレブルとベース・ノブが追加され、より扱いやすくなった。
MXR / EVH5150 OVERDRIVE
MXRとエディ・ヴァン・ヘイレンのコラボ・シリーズのひとつにして、ブラウン・サウンドの決定版ペダル。このエッジィで芯のあるハイゲイン・サウンドは、EVHのファンならずとも体験しておいて損なし。
nature sound / VS-808
スティーヴィー・レイ・ヴォーンも愛用したと言われる“マレーシアン・チップ”オペアンプ搭載の名機TS-808のレプリカ。絶品のTS系サウンドとハイ抜けドライブが得られるODで、限定85台生産のため、見つけたら即買い。
ONE CONTROL / Purple Plexifier
ミニ・ペダル・シーンのトップランナーとして知られる国産ブランドによる、1969年までのプレキシグラスをコントロール・パネルに用いた英国製アンプをターゲットにしたDS。ドライブ感に富むプレキシ・サウンドなら本機にお任せ。
OVAL TONE / 34-Xtreme
EL34管を使用したブリティッシュ・アンプやそれらのモディファイ・モデルをイメージした国産ハンドメイド・ブランドによる歪みペダル。3つの異なるキャラクター・チャンネルと3つのイコライザー・カーブを持つ、無限の可能性に満ちた1台。
Pedal diggers / 819 twin
Pedal diggersのベストセラーOD”819”生産台数200台記念モデルとしてリリースされた、819の基板を2基分使用し、各チャンネルに3wayクリッピング・スイッチを追加した2in1機。初回20台までは配線材にビンテージ・ワイヤーを使用している。
Sunfish Audio / M-Prunus
新鋭国産ハンドメイド・ブランドによる、二系統のトーン回路を搭載したトランスペアレント系ODペダル。プリアンプ的な使い方から、クランチ〜メインの歪みにも最適なゲイン量を提供してくれる。
VEMURAM / Galea
世界のトップ・プロからの支持も厚いブランドから登場した、真空管アンプならではの自然かつ滑らかなドライブ感を再現するOD。クリーン・クランチから、ミディアム・ゲインのドライブ・サウンドにひとひねり与えたい方はぜひ。
VeroCity Effects Pedals / VH34
国産モダン・ハイゲイン・ペダルの雄、VeroCity Effects PedalsによるVH34。本機はモダン・アンプ「Diezel VH4」の3ch&4chを再現した本格的2chハイゲイン・アンプ・エミュレーターだ。
Vivie / ModernRaven
国産新興ハンドメイド・ブランドとして注目を集めるVivieによるモダン・ハイゲインDSペダル。キメ細かな倍音、アンサンブルに埋もれない芯の強さ、アンプを歪ませたハイゲインを思わせるタッチの追従性がポイント。
WALRUS AUDIO / MAYFLOWER
ウォルラス・オーディオによるトランスペアレントな歪みを特長とするOD。ギター本来のトーンを美しく彩るべくの温かみ、空気感、透明感を伴った歪みを得たい向きにはぜひ試してほしいペダルだ。
Xotic / RC Booster V2
クリーン・ブースト・ペダルの人気モデルとして名高い「RC Booster」のリニューアル・モデル。原音に忠実な+20dBのクリーン・ブースト、±15dBの2バンドEQに加え、2種類のゲイン・セッティングが切り替え可能となった。
Y.O.S.ギター工房 / Smoggy Overdrive
筐体やノブなどはA5056アルミニウム・ブロック材から削り出し、不要パーツを一切排除したサーキット・デザインという、徹底して贅を尽くし、追い込みに追い込んだ少数生産の極上ハンドメイドOD。
