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【HISTORY】ブランド史上初のオール・マホ・ボディ「NT-LGM」

HISTORY / NT-LGM

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 島村楽器が展開するオリジナル・ブランド「ヒストリー」より、オール・マホガニーのアコースティック・ギター「NT-LGM」がリリースされた。

 オール・マホガニーという仕様はすでに多くのギターで採用され、ブルースマンを中心にその素朴な響きを好む人は少なくないが、一方ではスプルース/ローズウッド・ボディなどと比べると響きや音量の小ささに不満を持つ人もいる。NT-LGMではそんなマホガニーの特性を考慮して独自のデザインを加味している点が特徴となる。その代表的なところでは、まずサイド材に剛性の高い合板をあえて使い、トップ板が振動しやすいようにボディを組み上げている点。また、トップのブレイシングはスキャロップド加工が施されている。これは通常のブレイシングよりも重量が減るため、トップがより振動しやすくなると言われている加工だ。このように本器はマホガニー特有のトーンを生かしながら、その欠点とも言える鳴りの弱さを克服するようアプローチされたものだと言える。

 この他、ピッチ精度を高めるべく円弧状のフレットを指板に打ち込むCircle Fretting System (C.F.S.)や、あらゆるポジションで高い演奏性を実現するために開発されたシームレス・VUネック・グリップ(ロー/ハイ・ポジションでグリップの形状がV字からU字へと変化するグリップ)など、同ブランドの特色である人気デザインも踏襲されており、楽器性能も折り紙つきである。

 発売は4月11日で限定40本となる。興味のある人はお早めにチェックを!

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製品情報

HISTORY / NT-LGM

価格:¥189,000 (税込)

【スペック】
●ボディトップ&バック:アフリカン・マホガニー単板 ●ボディサイド:アフリカン・マホガニー合板 ●ネック:アフリカン・マホガニー ●指板:ローズウッド/400mR ●フレット:C.F.S. 19F ●スケール:630mm(ミディアムスケール) ●ペグ:GOTOH SE770-M5/C ●ネック幅:ナット部=43.0mm 12F=54.0mm ●ナット&サドル:牛骨(オイル含浸) ●ブリッジ:ローズウッド ●アクセサリー:ハードケース
【問い合わせ】
島村楽器 http://www.shimamura.co.jp/
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