『Ginza Guitar Garden』が山野楽器 銀座本店 4Fに10月17日(木)OPEN!
- 2024/10/08
HISTORY / NT-LGM
島村楽器が展開するオリジナル・ブランド「ヒストリー」より、オール・マホガニーのアコースティック・ギター「NT-LGM」がリリースされた。
オール・マホガニーという仕様はすでに多くのギターで採用され、ブルースマンを中心にその素朴な響きを好む人は少なくないが、一方ではスプルース/ローズウッド・ボディなどと比べると響きや音量の小ささに不満を持つ人もいる。NT-LGMではそんなマホガニーの特性を考慮して独自のデザインを加味している点が特徴となる。その代表的なところでは、まずサイド材に剛性の高い合板をあえて使い、トップ板が振動しやすいようにボディを組み上げている点。また、トップのブレイシングはスキャロップド加工が施されている。これは通常のブレイシングよりも重量が減るため、トップがより振動しやすくなると言われている加工だ。このように本器はマホガニー特有のトーンを生かしながら、その欠点とも言える鳴りの弱さを克服するようアプローチされたものだと言える。
この他、ピッチ精度を高めるべく円弧状のフレットを指板に打ち込むCircle Fretting System (C.F.S.)や、あらゆるポジションで高い演奏性を実現するために開発されたシームレス・VUネック・グリップ(ロー/ハイ・ポジションでグリップの形状がV字からU字へと変化するグリップ)など、同ブランドの特色である人気デザインも踏襲されており、楽器性能も折り紙つきである。
発売は4月11日で限定40本となる。興味のある人はお早めにチェックを!
価格:¥189,000 (税込)